西内まりや女優復帰は全裸監督!消えた理由は社長にビンタと男性問題

モデルで女優の西内まりやが今月22日、都内で行われたNetflix オリジナルシリーズ『全裸監督 シーズン2』(24日配信開始)のワールドプレミアに出席した。

一時期はテレビで観ない日がないほど活躍していた西内まりやだったが、4年間女優活動をしておらず、今回の作品が女優としての「復帰作」となるため、気合いが入っているようだ。

なぜこの4年間女優活動をしていなかったかというと、以前に所属していた事務所と、仕事内容や男性関係などで意見の食い違いが起こり、社長にビンタをした結果、退所したという噂が流れている。

女優復帰は「全裸監督」

Netflix オリジナルシリーズ『全裸監督 村西とおる伝』は、「放送禁止のパイオニア」「エロス界の風雲児」として時代の寵児となったAV監督・村西とおる氏と仲間たちの狂乱の青春を描いた作品。2019年8月にNetflixで世界独占配信され、キャスト陣の渾身の熱演と痛快なストーリーで、社会現象とも言える一大旋風を巻き起こした人気シリーズの続編となる。

衛星放送事業という大きな夢の実現に乗り出すなど、バブル崩壊という急激な時代のうねりの中で、数々の伝説を創った男の熱狂と終焉を描く「シーズン2」。本作では村西氏の転落が描かれ、シーズンの完結版となり、ファンにとっては待ちに待った待望の続編だ。

むせ返るような熱気と、むき出しの欲望。その全てが「全裸監督」には詰め込まれている。シーズン1は1980年代、2はバブル崩壊直前の1990年代が舞台。まさに人間が狂喜乱舞していたあの時代を生きた人々の姿が、鮮明に映し出されている。

キャスト同士の濃厚な接触が多い本作。シーズン1のプロットを練っている時点から続編の制作が決まっていただけに、コロナ禍では約3カ月撮影がストップ。さらに人との接触を避けるためロケ撮影が難しくなり、セットでの撮影が増えるなど、予想外のこともあったという。そして、3年越しにシーズン2がお披露目となった。

そんな大人気シリーズ「全裸監督」が女優復帰作となった西内まりやは、本作では高級クラブのホステス・サヤカを演じる。シーズン1には存在しなかった、新キャストだ。

黒ドレスでデコルテ披露!復帰アピール

『全裸監督 シーズン2』のワールドプレミアに出席した西内は、“美デコルテ”あらわな黒のドレス姿を披露した。4年ぶりとなる“女優復帰作”で高級クラブのホステス・サヤカを演じた彼女は、新キャストの一人として参加し、

「それこそ本読みの段階から出来上がった空気感と、皆さんの素晴らしいチームワークがあり、プレッシャーはたくさんありましたし、私自身4年ぶりの芝居なので緊張しました」

「皆さんに引っ張ってもらいながら(撮影に臨んだ)。自分の人生を模索しながら前へ進んでいくサヤカに惹かれました。少しでもサヤカの人間臭さを感じてもらえたら」

と撮影を振り返り、作品を紹介するとともに自身の復帰を笑顔でアピールしていた。イベントにはそのほか、山田孝之、満島真之介、玉山鉄二、森田望智、恒松祐里、柄本時生、伊藤沙莉、冨手麻妙、後藤剛範、増田有華、國村隼、武正晴総監督、後藤孝太郎監督が出席した。

西内まりやはなぜ消えた?社長をビンタ?

以前はモデルとしても歌手としても、さらには女優としても大活躍していた西内まりや。2007年からティーン雑誌「ニコラ」の専属モデルとして活動していた彼女は、このときから人気を博し、知名度を上げていった。

2014年には歌手デビューを果たし、日本レコード大賞の「最優秀新人賞」を獲得するという快挙も果たした西内。まさに出世街道まっしぐらだった彼女を取り巻く環境に変化が起こってしまったことが悲劇の始まりだった。

もともと、所属は「ライジングプロダクション」だった彼女。当時、同社に所属していた安室奈美恵が引退に備えるべく、次の稼ぎ頭として英才教育を施されていたのが西内だったという。

根が真面目だという西内は、ひたむきに努力を重ねた。そしてモデルに歌手に女優という三足のわらじで懸命に期待に応え続けた西内をフォローしてきたマネージャーが、交替されてしまったのだという。

当時のマネージャーには西内も相当の信頼を置いていたようで、この人事変更を機に、徐々に精神的に不安定になっていったという。当時20歳そこそこだった西内には、相当のプレッシャーだったことだろう。

また、ある男性モデルとの交際も明らかになり、これから売り出すというタイミングでの恋愛に事務所が大反対したことなどもあり、西内とマネジメントサイドの溝は深まるばかり。

仕事の方向性も徐々に食い違い始め、結果的に、「事務所のためにこんなに頑張っているのになんで認めてくれないの!」と、抑えていた感情があふれてしまい、社長にビンタしてしまったのだという。

この事件がきっかけとなって、同年度(2018年3月31日)をもって事務所を退所し、フリーとなった。そのため、長きにわたって女優活動をしていなかったのだ。

2019年にブログを更新した際には、「過去にパニック障害を患っていて、今は克服している」ということも明かした西内。前事務所とのトラブルの際には、まさにパニック障害と闘っていたのかもしれない。

フリーとなってからも、モデル活動やSNSでの発信を精力的に続けてきた彼女のことを追いかけているファンは少なくなく、テレビに全く出ておらずとも、Intagramのフォロワーは68万人という人気を維持している西内。中でも同性からの支持は圧倒的だ。

自分磨きを怠らない努力家でひたむきな彼女の4年ぶりとなる女優復帰作品を、ぜひ見届けたい。