お笑いタレント・にしおかすみこ(46)が自身のインスタグラムを更新し、5キロのダイエットに成功し、割れた腹筋の美ボディーを公開したことで話題となっている。
にしおかすみこといえば、「エンタの神様」をはじめとしたさまざまなお笑い番組に出演して、独特のSM女王様キャラクターでネタをしていたイメージが強いが、あの芸風は今でもやっているのだろうか?
今はなんと、落語家としての活動もしているという。そんなにしおかすみこの現在の姿に注目だ。
ボンデージ姿でSM女王!にしおかすみこのプロフィール
にしおかすみこがお笑い芸人としての活動を開始させたのは、1994年のこと。太田プロダクションから、「西岡すみこ」としてデビューした。1999年にはNHKお笑い深夜番組「爆笑オンエアバトル」で、女性ピン芸人として初のオンエアを勝ち取ったことも。
2002年にはワタナベエンターテインメントに移籍し、コンビを組むものの、2005年にはコンビが解散し、あらためてピンとして活動を再開。その際に、芸名も「西岡すみこ」から現在の「にしおかすみこ」へと表記を改めた。
2006年頃からお笑い番組で活躍をし始め、そして「エンタの神様」で大ブレイクし、転機となった。ロングヘアにボンテージ衣装にムチを持ち、「にしおか~すみこだよ」で始まり、最後には「このブタやろう!」と締めくくる痛烈なネタを披露していたのを覚えている方も少なくないのでは。
鳥居みゆきなどもそうだが、当時から、強烈なキャラの印象の影に隠れながらも、「美人」「かわいい」という評判はあった。そんな彼女は現在どのような姿になっているのだろうか?
腹筋割れ美ボディ披露!「自分史上一番キレイ」
にしおかは「ダイエットコーヒー『カフェリーチェ発売!!』」とコーヒーを楽しむ写真を投稿。「46歳中年。独身。元SMの女王様。一発屋の女芸人が本気で綺麗を目指したよ」と一念発起し、「なんと!1か月で!約-5キロ」と5キロの減量に成功したことを報告。
見事に8つに割れた腹筋を披露している写真は下記インスタグラム投稿写真の2枚目で見られる。当時トレードマークだったロングヘアは今はショートカットになっている。
「もともと 私、太ってないんだよ。でも自粛太り、中年太りで、下っ腹だけは超ポッコリだった。腹だけは全然痩せない」と、コロナ禍での自粛のこともあり、腹回りのポッコリに悩まされていたことを明かし、「そこで大好きなコーヒーで置換えダイエット!」に挑戦したという。
また、同コーヒーはビタミンも豊富に含んでいるという。自称「幸が薄い」顔であることに加えて肌もボロボロになって老けて見えるのは嫌だ、ということで、美肌への効能もある商品だということをアピールした。
フォロワーからは「すご~~い!!すごいです~!!きれい~」「腹筋鍛えてるね」「8パック!」「めちゃくちゃ綺麗」「グラビアやってほしいです」など称賛のコメントが相次いで送られている。
現在の仕事はレポーターや落語など
現在も芸能界は引退しておらず、引き続きワタナベエンターテインメントに所属しているにしおかすみこだが、お笑い芸人として活動しているのかというと、そういうわけではない様子。現在はレポーターとして、レギュラー番組を3本抱えているという。不定期出演で、BS放送がメインのために、地上波で見かけることはあまりないようだ。
また、趣味のマラソンを仕事に活かしてもいる。もともと学生時代には陸上部だったというにしおかだが、2000年代後半からマラソンをまた本格的にやり始め、東京マラソンに出場するなどし始めた。
それ以降本格的な趣味として取り組んでおり、近年では日本全国で開催されているマラソン大会に出場したり、マラソン関連のイベントにゲストとして招致されたりしているようだ。
そのため、本人も自覚しているように、もともと太ってはおらず、やせ型の体型だったのだ。それでもダイエットを決意した背景には、コロナ禍で思うように体を鍛えられなかったことなどがあるのかもしれない。
また、マラソンを始めたのと同じ2008年~2009年頃には、落語家としての活動も開始させた。春風亭小朝の指導のもと落語に挑戦したにしおかは以後、着物を着ての落語スタイルでの芸を披露することがある。
準決勝まで進出した2010年のR-1ぐらんぷりでも、この落語スタイルでのネタを演じていた。落語に挑戦し始めたきっかけは、長年の悩みだったトーク下手を解消したいということと、常に「消えそうな芸人ランキング」で上位にランクインしていたのを知って「さすがにこれはまずい」と思ったこと、SMキャラでは芸能界で長生きできないと思ったことなどを挙げている。
現在はSM女王様キャラを手放し、自分のペースでゆっくりと仕事に取り組んでいるような印象を受ける。趣味であるマラソンを仕事に活かすことができているのも、彼女にとってはこの上ないやりがいなのではないだろうか。