夜回り組長とは?少年少女の更生活動が一転強盗殺人!更生活動がなぜ?

夜回り組長とは?

石原伸司(いしはらしんじ)1938年5月25日千葉県生まれ。身長172cm、体重66kg、血液型O型で元暴力団山口組系組長。

「夜回り組長」の愛称で、たびたびメディアに登場したが簡易宿泊所で強盗殺人を犯したのち入水自殺したと報じられている。

元暴力団山口組系組長という肩書ではあるが、繁華街で少年少女の更生にあたる「夜回り組長」として活動。石原伸司の名前で作家活動もしていた。

太平洋戦争後、東京で浮浪児として過ごし銀座ナイトクラブのホステスに拾われたという。15歳でチンピラとなり、22歳で暴力団構成員となった。

銃刀法違反・傷害など犯罪を重ね大阪刑務所をはじめ、宮城刑務所、府中刑務所と刑務所で30年近くに渡り服役した経歴を持つ。

少年少女の更生活動が一転強盗殺人

強盗殺人容疑で書類送検された「夜回り組長」こと石原伸司は、2017年10月の東京都豊島区の簡易宿所で利用客が殺害された事件の犯人として容疑者死亡のまま書類送検。

送検容疑は簡易宿所の宿泊客を絞殺し、腕時計(時価100万円)を奪い、質屋に持ち込んだことで足が付き、殺された宿泊客の着ていたガウンに付いていた血液が「夜回り組長」こと石原伸司のものと一致。

警察は、防犯カメラの画像で似た人物が腕時計を付けて施設を出た後、台東区内の質屋を訪れ、被害者のものと型番の同じ腕時計を持ち込んでいたことが判明している。

更生活動がなぜ?夜回り組長の現在は?

「夜回り組長」こと石原伸司の現在は、今年3月6日に墨田区で別の男性に刃物で切りつけた後、隅田川に飛び込み溺死しているのが見つかっていた。

今年3月6日の事件前には周囲に「死にたい」と話していたといい、捜査1課は自殺の可能性があるとみている。

平成20年ころから、夜回り組長として少年少女の悩みを聞き歩く活動がメディアなどで取り上げられ話題となっており、

「自分でも何かの役に立てるんだと感じた。残りの人生は非行少年の更生に費やそうと決めた」

と、残りの人生を繁華街で少年少女の更生にあたりたいと語っていた。

1 2