元V6森田剛が間宮祥太朗と舞台主演!現在の活動は?映画主演も

森田剛の俳優としてのキャリア

指揮をとる赤堀からは「森田さんとは以前から是非ご一緒したかった。紛れもないスターながら、血肉の通った人間を泥臭く演じられる稀有な俳優だと思っていました」と評価されている森田剛。

今作主演を受けて、森田剛本人は「作品の中にただ『居る・在る』という状態は、俳優である自分にとっての理想形。赤堀さんとの創作ではきっと、そんな状態をあらゆる場面で求められる気がしています」と自身に求められているものを推測。

「自分から話したり自分を表に出したりできないタイプでご面倒をおかけしそうですが、赤堀さんが僕らを素材として立ち上げる〝市井の人々〟を嘘なく演じられたら、と思っています」と、自身のシャイな性格に言及しつつも意欲を見せました。

今となっては解体となった旧ジャニーズ事務所ですが、その流れに先立って2021年に事務所を退所した森田剛は、妻・宮沢りえと設立した新事務所に所属しながら、現在も俳優としての幅を広げ続けています。旧ジャニーズ時代からその演技力は高く評価されていました。

実は、V6のなかでいちばんに単独のドラマの仕事をゲットしたのは森田剛だったんですね。まだデビュー前であったジャニーズ入所翌年には、ドラマ「半熟卵」(フジテレビ系)で、ともさかりえが演じた役の彼氏役を演じました。

V6のデビュー年でもある翌年には、NHK大河ドラマ「八代将軍吉宗」に出演。そしてそのときの演技力が認められ、、1997年にはNHK大河「毛利元就」で主人公・毛利元就の少年期役に大抜擢されました。若いうちからアイドルと俳優の二足のわらじでやってきたんですね。

その後も民放ドラマでの主役を何年も連続で務めたり、舞台の仕事もオファーが止まりません。「ひとつ屋根の下2」「ランチの女王」「平清盛」など、多くの話題作に出演してきましたよね。

文春オンラインによれば、厳しいことで知られる故・蜷川幸雄さんが、森田剛に対して「ひねくれて隅っこにいる野ネズミみたいなイメージがあったけど、彼は1を言えば100やってくる。天才ですよ」とベタ褒めだったほどだそうです。

8年ぶりの長編映画主演

アイドルをしていた頃から数々の映像作品に舞台に、主役も含めあらゆる役で身を投じてきた森田剛ですが、今ではアイドル活動がなくなったことで、より演技仕事に身が入っているのかもしれませんね。

今年には、主演を務める映画「劇場版 アナウンサーたちの戦争」も8月に公開されます。森田剛の長編映画主演は、2016年に古谷実による漫画を原作とした映画「ヒメアノ~ル」で初の単独映画主演を担って以来、8年ぶりとなります。

今作は昨年8月14日にNHKで放送されたスペシャルドラマの劇場版となっていて、第二次世界大戦中にラジオで太平洋戦争開戦を伝えるニュースと、玉音放送に携わった伝説のアナウンサー、和田信賢(演:森田剛)の葛藤を描きます。

ドラマ版でも森田剛と共演した橋本愛は「お芝居を間近で感じたときに圧倒されて」と語り、高良健吾も「常に現場で撮影している時からすごいなと思っていて、ドラマとして完成した時に何倍も輝いていて」と称賛していたといいます。役者仲間らからも絶賛される演技力なんですね。

主演を務めた森田剛は、本作を「終わった話ではなく、今生きている自分たちの話だと思います」と受け止め、「言葉の重さ、命の重さを受け取ってもらいたいです。そして多くの人の目に触れてほしいと思っています」と願いを語っています。

森田剛は闇を抱えた役柄、悲しい過去をもつ役柄やサイコキラーなどアクの強いキャラクターを演じがちですが、今回はどうやらそういうわけではなさそうです。舞台に映像作品に、役者としての活躍の幅をどんどん広げていく姿から目が離せないですね。

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