平昌冬季オリンピックのフィギュアスケート団体女子ショートプログラム(SP)に出場し、4位という結果に終わった宮原知子。
オリンピック・フィギュアスケート団体女子ショートプログラムで演技の点数の低さが海外フィギュアスケートファンからも疑問の声が上がっている。
フィギュア宮原知子の演技点数
11日に行われた平昌冬季オリンピックのフィギュアスケート団体予選で、女子ショートプログラムに出場した宮原知子はガッツポーズを見せるなど、自身の演技に手応えを感じたようだった。
しかし、実際の演技点数は回転不足などで減点されて68.95点の4位という結果となった。この結果を受けてネット上では「妥当」「おかしい」と賛否両論となっている。
フィギュアスケート男子・高橋大輔氏(31)が、12日に放送されたフジテレビ系情報番組「とくダネ!」(毎週月~金8:00~9:50)に出演。
フィギュアスケート・宮原知子選手の採点結果について疑問を呈した。
採点結果について高橋大輔の疑問
「とくダネ!」司会の小倉智昭キャスターが、平昌五輪の中継キャスターを務める高橋大輔氏に、
「宮原選手の得点なんですがもうちょっと高い点、70点以上は出るだろうなと思ったんですけど、見ていてどうでした?」
と、コメントを求めた。高橋大輔氏は、
「そうですね、僕自身も演技見させていただいたんですが、非常にすばらしかった。ちょっとあの得点は抑えられすぎじゃないかなというところはありましたかね。ジャンプも上から見ると回ってると思ったんですけどね。2つとられてしまったので。そこはちょっと」
と採点について疑問を投げかけた。
「カメラの角度や見る位置の角度で回転不足に見えてしまうこともありますので、そういったところが不運だったのかなと思います」
と、フィギュア宮原知子の採点についてカメラの角度や見る位置の角度で回転不足に見えてしまうこともあるため不運だったとも語っていた。
海外のフィギュアスケートファンからも疑問の声
平昌冬季オリンピックのフィギュアスケート団体予選で、女子ショートプログラムに出場した宮原知子の採点についてツイッター上では、
「サトコ・ミヤハラに正義を!」
「ミヤハラの演技は68点以上だ! 少なくとも2位のイタリア選手よりは確実に良かった」
などと、採点に疑問を投げかける英語の投稿が相次いでいる。今回の採点に演技に手応えを感じていた宮原知子は、「68.95点」と発表された際は茫然とスコアボードを眺めていた。
フィギュアスケート 宮原知子
宮原知子(みやはらさとこ)1998年3月26日生まれ京都府京都市中京区在住。日本の女性フィギュアスケート選手。
全日本フィギュアスケート選手権2014年・2015年・2016年・2017年優勝4回。2014年、2015年四大陸選手権2位、2016年四大陸選手権優勝。
2015年・2016年グランプリファイナル2位。2015年世界選手権2位。
両親が医師という家庭に育った宮原知子は、両親の都合により幼少期から7歳までアメリカ合衆国テキサス州ヒューストンで生活。
スケートを始めたのは4歳のときで、両親に「やってみる?」と言われて滑ってみたら楽しかったから続けたようだ。
スケート教室には5歳の時から通い始め、京都に戻り濱田美栄コーチの元で指導を受けている。