元モーニング娘。のリーダーで現在はタレントの道重さゆみが、グループ活動当時のことを振り返った。
2014年にモーニング娘。を卒業すると同時に芸能活動の休止を発表し、面舞台から姿を消した道重さゆみ。
そんな彼女の復帰した現在の姿がヤバすぎると話題になっている。また、得意のさゆみ節がどのように変化しているかも注目だ。
30代になりかわいい!発言を振り返る
道重さゆみが当時について語ったのは、ナイツのちゃきちゃき大放送(TBS系)。お笑いコンビのナイツがパーソナリティー、TBSの出水麻衣アナがアシスタントを務める番組だ。
同番組で道重は、モーニング娘。加入当時について、根性を叩き直された過去を振り返る。
「挫折とかを味わったことがないままモー娘。に入ったら、わたし歌下手なんだとか、先輩たちすごいとか、壁があって。それを気付くまでにも時間がかかって。自信満々で入っちゃってるんで」
[adsense]「できて当たり前だと思ってたから、全然練習とかもしなくて。そうしたらリーダーの飯田圭織さんとかに、全然できてないよって言われて。これが現実なんだってびっくりしました」
と当時のことを回顧した。これを受けてナイツの土屋が、「でもバラエティとかで、わたしが一番かわいいって言ってなかったっけ?それはキャラを作ってたの?」と問いかけると、
「かわいいと言ってました。本心でしたね。可愛いのは譲れなかったんですよ。そこは自信をもって…」
と語り、ナルシスト的発言はキャラ作りではなく本心からの発言だったということで共演者の笑いを誘った。また、リーダー就任後の心境の変化も振り返る。
「リーダーになる前は、自分がかわいいからいいとか、自分が目立てばいいって考えでいた。いざリーダーになったらそういうわけにもいかず、グループのことを考えたりとか、どうしたらモー娘。がもっと世間の人に知ってもらえるかって考えるようになった」
と、立場が変わったことで心境も大きく変わったことを明かした。
道重さゆみのインスタ現在がこちら!
そんなナルシストキャラの道重さゆみだが、卒業から約2年4ヶ月ぶりに公の場に姿を現したのが2017年の話。
ファン待望の芸能界復帰を果たしたわけだが、30代となった現在の姿をインスタグラムでアップし、可愛すぎると改めて話題になっている。
なお復帰後は、タレントやモデルとしての活動が中心となっているようだ。
ちなみにもちろん復帰後もナルシスト発言全開で、道重さゆみ節も衰えていないことが伺える。
「自分のかわいさのピークは25歳だと思っていたけど、休んでみて案外まだいけるなと。なんかこんなにかわいさは保てるんだと思いましたね」
と、三十路を迎えた道重は相変わらず自身の容姿のかわいさに自画自賛をしていた。
そのポジティブな姿勢を見習いたいという女性ファンも多く、ナルシストキャラにしては珍しく同性ファンが多いのも道重の強みだ。
「10代は可愛い。20代は超可愛い。30代は超超可愛い。私に劣化という言葉はないんです」
と本人も自信満々で語るように、その姿は劣化どころか輝きを増しているようでもある。
[adsense]コンプレックスを乗り越えた過去
もともと、「顔以外には一切自信がなかった」と話す道重。13歳で初めて立ったステージと、ファンの声援が、内気だった彼女を変えた。
「ファンの方が見てくださるんだから、自信のないままステージに立つのは絶対ダメだと思ったんです。いつも『よし、今日も可愛いぞ!』と、鏡の前でおまじないのように唱えて、自分の心にスイッチを入れてから本番を迎えていましたね」
「そんな中で、ファンの方がさゆ可愛い!さゆ大好き!って言ってくれる声をたくさん聞けるようになって。歌やダンスはまだまだでしたけれど、こんな私にも応援してくれる味方がいるんだと思うと自信がつきました。ファンのみなさんのおかげですね」
と、自信をつけるまでにはファンの存在が大きかったことを振り返った。
芸能人になりたいのではなく、モーニング娘。になるのが夢だった道重さゆみ。大好きなグループへの加入が決まり、夢いっぱいで上京したが、モーニング娘。としてのキャリアのほとんどを、後列で過ごすことになる。
「悩むこともあったけれど、立ち位置が後ろや端っこでも、私のファンの方が絶対に見てくれているという安心感がありました。”道重さゆみファン”の瞳の真ん中に立つのは私。そういう意味では、常に私がセンターなんだなって」
モーニング娘。のパフォーマンスに欠かせない、ダンスを鍛えるべく、猛特訓。先輩にコツを聞いたり、自分が加入する前の映像まで徹底的に研究したという。
[adsense]基本のダンスが身についた頃、ステージ上で「うさちゃんピース」という自己流アレンジにたどり着いた。
「私が一番かわいい」を貫き、うさちゃんピースという武器でぶりっ子キャラとしての個性を掴んだ道重は、バラエティー番組に引っ張りだことなった。
結果として、グループの再ブレイクを、リーダーという立場から導くことになった。
今でこそ、ポジティブで自信家に見える彼女だが、ときには卑屈になってしまうこともあったという。
「昔は、なんでもかんでも嫉妬していました。あの子のほうが目立ってる、なんで私は……って。私はほとんどカメラに抜かれなかったんです」
「『今日の私も可愛いのに、もったいないな』って気持ちもありました。でも、それが頑張る力にもなっていたと思うので、なんだかんだ結果良かった」
コンプレックスを乗り越え、強くなった彼女に今後も期待だ。