緊急!公開大捜索で身元不明者29年前徳島県失踪男児か?事件とDNA鑑定とは?

1月31日にTBS系で放送された「公開大捜索’18春 今夜あなたが解決する!記憶喪失・行方不明スペシャル」で身元不明者として紹介された男性の身元判明の可能性が出てきた。

放送された「公開大捜索’18春 」に出演した身元不明者の和田竜人さん。番組を見た視聴者から29年前に徳島県で失踪した男の子似ているとネット上で大きな話題となっている。

公開大捜索’18春で発見か?

出典:公開大捜索’18春 公式ツイッター 画像

「公開大捜索’18春 」で身元不明者として出演した和田竜人さん。長い間、知らない男性に軟禁され両親の記憶もないと話していた。

そんな和田竜人さんを見た視聴者から1989年3月7日に行方不明になった松岡伸矢くん(当時4歳)に似ていると、ネット上で大きな話題となった。

番組終了後の2月2日、29年前に徳島県で失踪した男の子ではないかとして、徳島県警が来週にもDNA鑑定を行うことが報道された。

身元不明者として出演した和田竜人さんは、軟禁され両親の記憶もないと話していたが今回のDNA鑑定で自身の両親、家族と29年ぶりに再開を果たすことができるかもしれない。

公開大捜索’18春 公式ホームページ

29年前に行方不明になった松岡伸矢くんの事件

松岡伸矢くんの一家は茨城県牛久市で父・正伸さんと妻・圭子さん、子供が長女、伸矢くん、次男(当時2歳)の5人で暮らしていた。

事件前日、一家は徳島県小松島市で営まれた葬儀に参列。その後、車で1時間ほど離れた貞光町の圭子さんの親戚宅を訪れ宿泊。

翌7日午前8時頃、正伸さんは3人の兄弟と従兄弟の子供を連れて近所に10分ほど散歩に出かけた。

家の玄関までの10メートルほどの石段を登った玄関先まで松岡伸矢くんがついてきていた。しかし、もっと散歩したそうだったため、次男を家の中にいた圭子さんに手渡し、玄関先に戻ってみると、伸矢くんの姿はなかった。

DNA鑑定とは?

PublicDomainPictures / Pixabay

DNA型鑑定(ディーエヌエーがたかんてい)または、DNA鑑定とはデオキシリボ核酸 (DNA) の多型部位を検査することで個人を識別するために行う鑑定。

犯罪捜査や親子など血縁の鑑定や、作物や家畜の品種鑑定にも応用されている。

DNAは「デオキシリボ核酸」略称。遺伝子の本体として生物の核内に存在する物質。

二重らせんで知られるDNAの立体構造、いわゆるジェームズ・ワトソンとフランシス・クリックのモデルが発表されたのは1953年。

この発見は分子生物学史最大の発見の一つと称えられ、以後DNAの研究は急速に進展。この発見により、2人は1962年にノーベル生理学・医学賞を受賞。

公開大捜索’18春 動画