川越シェフの炎上、何が起きた?
そもそもですが、一時期はテレビで見ない日はないほどだった川越シェフが、なぜ10年以上もメディアから姿を消していたのでしょうか?そこには、ちょっとした炎上騒動があったのです。時は2013年にさかのぼります。
グルメレビューサイト『食べログ』で寄せられた自身の店への投稿について、2013年5月『サイゾー』のウェブインタビューで、「くだらない」「何をわかって書いてるの?」と批判したのでした。
詳細はというと、「僕の店も“水だけで800円も取られた”と非難されることがある。でも、当たり前だよ! いい水出してるんだもん。1000円や1500円取るお店だってありますよ。そういうお店に行ったことがないから“800円取られた”という感覚になるんです」としたのです。
ここだけで終わればよかったものの、さらに「年収300万円、400万円の人は“お水にお金がかかるような高級店”には行ったことがないはず」ともした川越シェフ。年収を基準に人を見下すような発言は良くなかったと言えますね。
この発言が炎上すると、川越シェフは公式ブログで詳細を説明し謝罪しましたが、川越シェフの店には無言電話や嫌がらせのメールが殺到する事態にまでなり、落ち込み、悩んだ末にメディアから消えてしまったのでした。
「ジャンルにこだわらないイタリアン」が売りの『タツヤ・カワゴエ』は予約のとれない店として繁盛していて、また副業としてはコンビニおにぎりやキムチ、牛丼、パチンコの景品までプロデュースしていた川越シェフでしたが、それから今に至るまで、メディアに復帰することはありませんでした。
川越シェフは現在まで何していた?
その数年後、週刊誌から取材を受けた際には「家庭のことと子育てもありますし、できることなら世の中の人から僕の存在は忘れてもらいたいくらいです」などとし、完全にメディアからは離れる決意をした様子だった川越シェフ。
プライベートでは2016年に再々婚し、2児の親になっていたんですね。また、あれほどまでに繁盛していた店「タツヤ・カワゴエ」も店じまいし、地方の農家とコラボ事業を立ち上げるなど、以前とは全く違った事業スタイルになっていたようでした。
現在に至るまでの間、メディアのほうから復帰の話を持ちかけられたこともあるとされていますが、逐一断っていたようですよ。それほどまでに、もうメディアにはうんざり!という気持ちが強かったのではないでしょうか。
2019年には、ブレイクするきっかけとなった『お願い!ランキング』(テレビ朝日系)の企画「美食アカデミー」で3年ぶりに復帰したこともありました。これは、メディア復帰をもくろんでいたためではなく、同番組への「恩返し」的な目的だったようです。
同番組については、翌年11月まで同企画に出演しましたが、その後は再びメディアに復帰ということもなく、取材に対して手紙で応じる等に留まっていました。また、再婚を機に地方に移住するなど、かなり生活スタイルも変わったと思われます。
そんな川越シェフが再びYouTubeを始め、また自ら「本格始動」と宣言しているので、またメディアに戻ったり、新しいレストランを開いたりという計画でも有るのでしょうか?今後の動きに注目です。
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