香川照之が熱愛で恋人との同棲を認めないのはワケあり?相手と再婚?

俳優の香川照之が、新恋人と同棲していると報じられている。

香川照之は2016年に離婚しており、今はれっきとした独身。熱愛を妨げるものはないかに思われる。

そんな香川が熱愛を認めないことで、その理由を各週刊誌が推測しているようだ。どうやらその影には、香川の出自が関係しているらしい。

梨園入りまでの道のり・・父との確執

香川照之は、CAだった元妻と1995年に結婚。結婚後はCAの仕事を辞め、専業主婦となった彼女との間には一男一女に恵まれたが、21年連れ添った末の離婚となった。

香川がまだ1歳だったときに、父親である二代目 市川猿翁(元 三代目市川猿之助)と、母である元宝塚の浜木綿子が離婚している。

それからというもの香川は母に育てられ、実に45年にわたって父子関係は断絶状態だったという。

しかし歌舞伎役者になる夢を捨てきれなかった香川は、父との和解を模索。九代目 市川中車(ちゅうしゃ)として梨園入りを果たした。

そして2012年「六月大歌舞伎」で、歌舞伎の舞台に立った香川と当時12歳だった長男。

香川は市川中車として、長男は市川團子として梨園入りを果たした。それは、香川にとって“悲願”だったという。

「自分が澤瀉屋の看板名跡である市川猿之助を継げなくても、息子には何としても継がせたい」

という思いがそこにはあったのだろう、と歌舞伎関係者は週刊誌の取材に対して答えている。

香川の元妻が受けた梨園いじめ

しかし、それは香川の元妻であった知子さんにとっては、闘いの日々の始まりであった。

結婚後は専業主婦として、名俳優となった夫を支え続けてきた知子さん。だが、夫が梨園入りとなれば、話は別だ。

和服の着こなしや梨園妻としての仕事を学び、長男の踊りのお稽古送迎もするようになった知子さん。

また長男のデビュー後は、演舞場で挨拶まわりにも奔走していたという。さらに、義父である猿翁との同居が始まり、介護の負担も重くのしかかることになった。

そんな疲弊しきった知子さんを、不幸にも梨園妻たちの「いじめ」が襲ったと各週刊誌は当時報じた。

劇場ロビーで挨拶をする際も、知子さんにとっては知らない人ばかり。でも後ろ盾がない彼女には教えてくれる人もいないのだ。

そのうえ、夫である香川は父の後をついて回らなければならないため、現場は彼女が仕切らなくてはならない。

しかしそんな彼女への先輩妻たちの対応は冷ややかだったという。面と向かっての嫌がらせはなかったものの、知子さんが挨拶をしても無視するなど、決して温かいとはいえない歓迎を受けたようだ。

そんな彼女に追い打ちをかけたのが、歌舞伎界のある重鎮が息子に対して陰口を浴びせたことだという。

名前こそ出さなかったものの、歌舞伎デビューを果たした長男のことを重鎮によって「只の駄馬」と酷評された彼女は、心が折れてしまった。

そして恐らく、結果的には香川と長男の梨園入りが離婚のメインの理由であったと報じられた。

2年間の話し合いの末、梨園入りを果たした長男の親権は香川が、長女の親権は知子さんが持つことになったという。

新恋人は銀座ホステス!

そのようないきさつで独り身となった香川だったが、50代という年齢にもかかわらず、離婚から数年後で新恋人をさらっと作ってみせた。

はじめて2人の熱愛がスクープされたのは、2018年にさかのぼる。2019年にはハワイ有数の高級ホテルに5泊したとも報じられた。

このハワイ旅行は「婚前旅行ではないか?」とも当時囁かれており、芸能関係者らは、香川から再婚の発表が近いうちにあるのではないかと期待を寄せていたという。

そして、最初の熱愛報道から2年、今月に入って、今も熱愛中であるという同じ女性と都内の豪邸で同棲していることが報じられた。

2人は事実婚とも言える状態だという。香川の父・市川猿翁名義の豪邸であり、コンクリート打ちっぱなしの3階建てに同棲中だ。

延べ床面積は300平方メートル超で、歌舞伎の稽古部屋もあるようだ。おそらく長男とも共に住んでいるのだろうが、父の猿翁は同居していないという。

再婚できない理由は梨園にあり?

そのように、再婚間近・事実婚状態とも言われている中で、気になるのが未だに香川が熱愛を認める発言を一切出していないこと。

先述のとおりすでに独身のため、不貞関係というわけではない。しかし、元妻との離婚理由にもあった、「梨園」という特別な空間が2人の結婚を阻んでいるのだろうと芸能関係者らは推測している。

香川は俳優としてはベテランだが、歌舞伎役者としては未だに「新参者」といって差し支えない。

そういった状況が再婚を思いとどまらせ、また、新恋人である女性に元妻と同じ辛い目にあわせるリスクをとるのも気がひけるのではないだろうか。

香川は50代だが、相手女性は30代。明るい家庭をもつことを夢見るのであれば、再婚も視野に入れているかもしれないが、今後についてはまだわからない。