次長課長の現在は?河本が生活保護受給騒動を振り返り!コンビ解散した?相方の井上は

騒動の影響で仕事激減

報道が出てからというもの、世間の風当たりは強く、河本が番組に出演するたびに、局にクレームが殺到したという。「真っ黒に埋まっていたスケジュールが、1年たたないうちに真っ白になった」と苦しい影響を受けたことを振り返った。

なお河本の母親が受給した生活保護については、河本が事務所(吉本興業)から借りて、全額を返納したという。「(故郷である)岡山にも迷惑をかけているのがデカかった。後世にわたって、母親が責められるのもいやだった。弁護士に『返す必要はない』と言われたけど、返させてくれ、と」と自分の意思を貫いたと語った。

騒動の後もテレビに出演していたが「自分が(騒動を)背負ったまま出ているので、怖くて声が震えた。それでも使ってくれるスタッフがいる」と感謝を述べた。

実際に、騒動後の世間の目は厳しかった。テレビに出た際に騒動を自虐ネタにしようものなら、ネット上では「生活保護の件ネタみたいにしてて、見てて気分いいものではないな」「早く消えろ」「マジ不愉快」「全ての人から許されたとでも思ってるのか」「反省してないなコイツ」と怒りのコメントが噴出していた。

あらためて世間に全容を話すのに「10年かかった」として「先輩に『笑いに変えられなくてすまん』と言われるのが、一番きつい」と、周りから気を遣われることへの辛さも語る。「いつか笑いに変えないと。試練やと思っているし、それまで辞めへん」と、覚悟を語ったのだった。

次長課長河本の話を受けて、鬼越トマホーク・坂井良多は「河本さんの問題があって、芸人は気をつけるようになった。だからいま(同様の騒動が)起こらない」と、河本の件で芸人たちの意識が変わったことを話していた。

「母は悪くない」と弁解

なお、河本は約10ヶ月前、2022年8月19日公開の、自身のYouTubeチャンネルの動画「【100の質問】に答えてみた」では、騒動について「悪いのは僕であって、母親は何にも悪くない。母親は不正受給はしてない」と説明していた。

「母親は両手が動かなくなって、めちゃくちゃ厳しい審査を通って、受けさせていただいたのが生活保護という最後の砦。そこで“息子がなんで看れなかったのか?”というのが争点なんです」とした。

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