元乃木坂46生駒里奈が過去のいじめを激白!現在の活動は?

人気アイドルグループ乃木坂46の元祖センターで今は女優として活動している生駒里奈(いこま りな)が、過去のいじめについて語り話題となっている。

これは読売新聞の「しんどい君へ」という、いじめに悩んで自殺する人に語りかけるシリーズで語られたものだ。

生駒里奈はグループ在籍時代にセンターに立ち続けたこともあり、常に誹謗中傷を浴びていたことでも知られる。

誹謗中傷の過去

乃木坂46が誕生してからというもの、期待を一心に背負ってセンターに立ち続けた生駒里奈。

6枚目のシングルまで一人でセンターを務めてきた生駒は過去にバラエティ番組で、センターというポジションの重圧について、

「私より可愛い子もダンスがうまい子もたくさんいる。どうか他の子を選んで」

と願い続けていたとも語っていた。また、はじめてセンターを外れた際には「ほっとした」とも語っていた。

人気アイドルグループのセンターが「叩かれる」運命にあるのは避けられないように思われる。

当時人気絶頂だったAKB48のセンターだった前田敦子が「私を嫌いになってもAKBを嫌いにならないで」と涙ながらに訴えたのも記憶に新しい。

グループの顔として中央に立ち続けてきた生駒も例に漏れず、「コネセンター」「不人気のくせに」など言われ、握手会などでの度重なる欠席に繋がってしまった。

いじめから上京へ

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グループ在籍時代にはそんな心ない言葉の数々に苦しんだ生駒だったが、過去にはいじめを受けたこともあったとこのたび読売新聞の企画で告白。

地元の秋田県の小学校に通っていた5年生の時、仲の良かったグループの友人たちに突然、無視されるようになったという。

「昨日まで普通に話していたのに、朝、「おはよう」と声を掛けたら、急にコソコソ話し出して。その日から友達がいなくなり、独りぼっちで過ごすようになりました」

と、女子児童特有の理由のない無視に遭ったそうだ。

登校すると、ロッカーの荷物が床に散乱していたことも数回あったという。クラスメートの横を通るだけで「何なの?」と言われ、「何も感じない、何も聞こえない」と考えて感情を消すように努めていたそうだ。

「他にもいじめはあったと思います。でも、詳しいことは覚えていないんです。小学校時代の思い出を自分で抹消しているんだと思います」

学校には行きたくないながらも、母を悲しませたくないという思いで登校していたという。

中学校では幸いにも2人の親友ができ、好きな漫画の話もできるようになったけが、高校進学で別々になってしまった。

高校は明るくて元気な子たちを中心にクラスの物事が進み、居づらさを感じて、授業が終わるとすぐに帰宅していたということだ。

そんななか、父に勧められて受けたのが乃木坂46の1期生のオーディション。元々ダンスが好きだったことと、「合格してアイドルになって上京すれば、この学校に行かなくて済む」という気持ちもあったという。

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センターの苦悩

念願叶って乃木坂46の一期生に合格し、翌年のデビューからセンターを務めた生駒。

ただ、ネット上には先述のように、「センターに似合わない」「ブス」「下手くそ」など、心ない書き込みが絶えなかった。

「見なければいいのに、気になって検索する度、言葉が胸に突き刺さる。ネットは誰が書き込んでいるか分からず、私が何をしても誹謗中傷は消えない」

「”これだったら、無視されるほうが楽だ”とも思いました。目立ちたくてアイドルになったわけではないのに、センターとしての責任やそうした言葉が一気に降りかかってきて、身も心もボロボロでした」

と、無視といういじめを受けた過去と比較しても、その頃のほうがまだましだったとアイドルグループのセンターとしての苦悩を振り返った。

「自身を成長させるため」と22歳で卒業を発表した生駒だが、自身のラストシングルである「シンクロニティ」でもセンターに選ばれていた。

しかし卒業を理由にこれを辞退している。断った背景には、「センターはもうたくさん」という思いもあったのかもしれない。

「今もそうした(中傷の)書き込みがなくなったわけではありません。でも、傷つかなくなりました。私には親やスタッフさん、支えて守ってくれる人がいる。心ない言葉が世間の全てではないと分かったからです」

と、女優として活動する現在も誹謗中傷の声はなくなりはしないものの、気にならなくなったと語った。

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生駒里奈の現在は?

惜しまれながら乃木坂46を去った生駒里奈の現在の活動は、女優としての活動がメインとなっている。

コロナ禍で「このまま仕事がなくなっちゃったらどうしよう」と不安にもなったそうだが、なんとか気持ち的には持ちこたえたということだ。

今はドラマや舞台を中心に女優として活動しているが、バラエティなどで姿を見られることも。

アイドル時代のトレードマークだった黒髪ショートヘアではなくなっているが、少し大人びたイメージも。

生駒里奈のさらなる活躍に期待したい。