平昌冬季オリンピックで二連覇の偉業を成し遂げたフィギュアスケート・羽生結弦(23)選手へ政府が国民栄誉賞を授与する方針を固めたと報じられ話題となっている。
そんな中、国民栄誉賞の副賞に羽生結弦選手が何を希望するのかネットやSNSなどで話題となっているようだ。
国民栄誉賞では、受賞者へ慣例で100万円相当の記念品が贈られるようになっており、受賞者が政府に副賞の希望を伝えることができるようになっている。
羽生結弦の国民栄誉賞受賞に副賞が注目される
平昌冬季オリンピックで二連覇の偉業を成し遂げたフィギュアスケート・羽生結弦選手と聞いて真っ先に思い浮かぶのは大好きなキャラクター「くまのプーさん」。
羽生結弦選手はくまのプーさんのティッシュケースを愛用しており、演技終了後は大勢のファンがリンクにぬいぐるみを投げ込む姿が有名である。
ネットやSNSでは羽生結弦選手のトレードマークであるくまのプーさんに関する副賞になるのでは?と話題となっている。
また、イヤホンにもかなりのこだわりを持っているという羽生結弦選手。連覇を果たした平昌オリンピックから帰国後の会見では、
「自分の趣味で一番有名なのはイヤホン収集」
と語っていただけに、超高級なイヤホンや自身の耳に合わせた特注イヤホンになるのではないかと話題となっている。
国民栄誉賞の受賞とともに副賞にも注目したい。
国民栄誉賞とは?
国民栄誉賞とは内閣総理大臣表彰のひとつとなっている。1977年(昭和52年)に定められた国民栄誉賞表彰規程に従って行われており、当時の首相である福田赳夫により創設。
当時の内閣総理大臣だった福田赳夫が、本塁打世界記録を達成したプロ野球選手・王貞治を称えるために創設されたのが国民栄誉賞の始まり。
内閣総理大臣決定で制定された国民栄誉賞表彰規程に基づき、広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったものについて、その栄誉を讃えることという規定がある。
過去の国民栄誉賞の受賞者
王貞治・古賀正夫・長谷川一夫・植村直己・山下泰裕・衣笠祥雄・美空ひばり・千代の富士貢・藤山一郎・長谷川町子・服部良一・田所康雄・吉田正・黒澤明・高橋尚子・森光子・森繁久彌・2011FIFA女子ワールドカップ日本女子代表 団体受賞・吉田沙保里・納谷幸喜・長嶋茂雄・松井秀喜・伊調馨・羽生善治・井山裕太となっている。
内閣総理大臣が本表彰の目的に照らして表彰することを適当と認めるもので、かなり幅広い解釈が可能。
最初の授賞者の王貞治が中華民国籍であったように日本国籍の所持は要件にない。