また、噂として囁かれているのは、ダウンタウンとの不仲説。先ほど触れたように山口智充はお笑い番組「リンカーン」にレギュラー出演していたのだが、人気コーナーも任されていたにも拘わらず、ある日突然姿を消したのだ。
挨拶もなければ降板のアナウンスもないままに、なんの前触れもなく突如として山口だけが出演しなくなり、集合写真からも消えた。そして残りのメンバーも、その降板に対して一切触れることがなかったのだ。
この事態が様々な憶測をよび、「メインキャストを務めていたダウンタウンとの不仲で辞めた」「コスト削減のため、コンビ出演している他の芸人ではなくソロで出演している山口がリストラの対象となった」「にじいろジーンと収録日が被ってスケジュールがハードだったため」など色々なことが言われるようになった。
理由が何であれ、コーナーまで担当していたレギュラーが挨拶なく降板することの説明にはなっていないように思われるが、「リンカーン」降板以降、ダウンタウンと山口との共演がなくなったため、「ダウンタウンとの不仲説」が加速したようだ。
ダウンタウンと再び共演で不仲説に終焉
しかし、10年の年月を経て、ついにダウンタウンと山口の共演が訪れた。2020年4月、フジテレビ系バラエティ番組「ダウンタウンなう」の「本音でハシゴ酒」に山口がゲスト出演したのだ。
「ハシゴ酒」では双方不仲説に触れ、そんなことはないと否定。ダウンタウンの松本人志は、「同じ事務所なのに全く顔あわさへんから、会ったら『ぐっさあああああああん!』ってなる」と説明。
対する山口も、「その、別に、ダウンタウンさん嫌ってるとか僕は全くないんで、めっちゃ好きですよ!」とした。お互い不仲説があることについては承知していたのだろう。
本当に何も確執がなかったのか、あるいは問題が起きてから10年という長い年月を経たことで解消されたのかは今となっては定かではないが、共演にホッとした視聴者も多かったことだろう。