ET-KINGいときん氏肺腺がんで亡くなる MV動画・現在までの活動と楽曲

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昨年8月にステージ4の肺腺がんであることを公表していた人気ヒップホップグループ「ET-KING」のリーダー・いときん(本名・山田祥正=やまだ・よしまさ)氏が31日、大阪府和泉市内の病院で死去したと報じられた。

享年38歳という若さで亡くなったいときん氏。昨年8月に肺腺がんであることを公表し現在まで治療に専念していた。

亡くなった「いときん」の病気「肺腺がん」とは

肺腺がん(はいせんがん)とも呼ばれる肺がん(はいがん、英:Lung cancer)は、肺に発生する上皮細胞由来の悪性腫瘍。

90%以上が気管支原性がん 、つまり気管支、細気管支あるいは末梢肺由来のがんである。肺腺がん(肺がん)は世界的に最も致死的ながん。

その理由の1つは、多くの場合発見が遅すぎて効果的な治療を行うことができないことであり、早期に発見された場合は手術や放射線治療でその多くを治癒することができるがんである。

いときんの現在

いときん氏は昨年6月の定期健診で異常が見つかり、7月に細胞検査を受けたところステージ4の肺腺がんと診断。

自覚症状はなかったいときん氏は、見つかった肺腺がんが脳とリンパ節への転移も判明し、8月に病気を公表した。

抗がん剤治療は受けず、自宅療養などを続けていたが、1月中旬に夫人に心臓の痛みを訴えて病院に緊急搬送。

心臓に水がたまり心肺停止の状態で、30分間の心臓マッサージで一時持ち直したものの、意識が戻らず家族が看護を続けていた。

ET-KINGリーダーいときん

ET-KINGは関西弁を使ったヒップホップで歌詞の一つ一つに情熱をつぎ込んでいた。いときん氏はメインライターとして、リーダーとしてET-KINGを引っ張っていった。

肺腺がんが発覚し入院後も病室に音楽機材を持ち込んで作曲を行い、4月25日発売の新アルバム「LIFE」で全曲のレコーディングに参加し闘病中も音楽活動を行っていた。

1999年にデビューしたET-KINGは2014年4月に活動を休止、同年9月には上原多香子(35)の夫だったメンバーTENN氏の自殺という悲しみに見舞われたが、2015年にメンバー6人で活動を再開していた。

いときん

出典:ET-KING STAFF Twitter 画像

いときん(イトキン)氏は1979年3月3日生まれ兵庫県三田市出身。ET-KINGのリーダー・MC兼トラックメイカーとして活動していた。

「イトキン」という名前の由来は、専門学校時代に、漫画「僕といっしょ」の登場人物である伊藤茂(通称「イトキン」)に似ているという理由で命名。

1999年、社会人となり、その後TENN、KLUTCHとET-KINGを結成。結成前はバンド活動の経験もありギターを担当。

ET-KINGではリーダーとして活動していたいときん氏。プロデューサー、トラックメイク、構成など中心的な存在。

2014年に活動を休止し、2015年7月1日に活動を再開。イトキンを「いときん」に改名し、プロデュース名義も高平真作を用いることを公表。

2018年1月19日肺腺がんで治療していたが容体が急変し病院へ搬送。同月31日、がん性心膜炎のため大阪府和泉市内の病院で亡くなった。

ご冥福をお祈りいたします。

ET-KINGの楽曲

ET-KING MV(ミュージックビデオ)動画

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この記事を書いた人

某大手会社のライターから独立しライター活動を日々悪戦苦闘しながらやっております。よろしくお願いいたします。