現在、地元住民の反対で話題となっている沖縄県宜野湾市にある米軍・普天間基地の移設先とされる辺野古。
移設を強引に進める政府と埋め立て工事に反対する沖縄県の間で激しい対立が続いている。
そんな中、タレントのローラが
「みんなで沖縄をまもろう!たくさんの人のサインが必要なんだ」
と、ホワイトハウスへ届ける嘆願書の署名を求め話題となっている。
ローラがホワイトハウスへの嘆願書呼びかけ
タレントとして活躍しているローラが12月18日に自身のインスタグラムのストーリーに「みんなで沖縄をまもろう!」と投稿し話題となっている。
ローラが呼びかけ注目を集めているのがホワイトハウスへ向けた「辺野古の埋め立て中止」への嘆願書への署名だ。
「たくさんの人のサインが必要なんだ」
と呼びかけたローラのフォロワーは520万人。日本では渡辺直美に次ぐ人数でかなり影響力が大きいと注目が集まっている。
ホワイトハウスへの嘆願書
ローラが自身のインスタグラムライブで訴えた内容は、
「美しい沖縄の埋め立てをみんなの声が集まれば止めることができるかもしれないの。名前とアドレスを登録するだけでできちゃうから、ホワイトハウスにこの声を届けよう」
と、ホワイトハウスへの嘆願書への署名は、13歳以上であれば居住地や国籍を問わず誰でもできるという。
サイトで名前とメールアドレスを入力し、受け取ったメールのURLをクリックするだけだそうだ。
沖縄の辺野古問題で政府の行動に違和感を感じるのであれば署名してみてはいかがだろうか。
期限は1月7日まで。サイトは英語となっているが、Google翻訳などを行えば簡単に署名できる。
嘆願書の内容
今回ローラの呼びかけで話題となっているの嘆願書では、来年2月24日の県民投票実施まで埋め立ての停止を求めるとともに、県知事選の結果を踏まえた判断をするよう日本政府ではなく、直接トランプ大統領に求めている。
その嘆願書では1ヶ月で10万筆が集まればアメリカ政府がその内容を検討し60日以内に何らかの返答をする仕組みとなっているようだ。
実は署名は12月8日からすでに始まっており、12月18日午前11時半の段階で9万5千筆が集まっているようだ。
辺野古の埋め立て問題とは
政府と埋め立て工事に反対する沖縄県の間で対立が続いている辺野古問題とは、沖縄県宜野湾市にある米軍・普天間基地の移設先が辺野古へとなったことから始まった。
10月に行われた沖縄県知事選では宜野湾市にある米軍・普天間基地が辺野古への移設に反対を掲げた玉城デニー知事が当選。
そこで、問題となっている埋め立てについて是非を問う「県民投票」が開催されることになった。
しかし、日本政府は12月14日に強行して沖合の埋め立て工事を始め地元の反対住民と激しい対立が続いている。