元NGT48山口真帆が速水もこみち主演ドラマに出演!現在の活動や事件の黒幕

アイドルグループ・NGT48の元メンバーで現在はタレントの山口真帆が、速水もこみちが主役を演じるドラマにレギュラー出演することがわかった。

ドラマのタイトルは『結婚できないにはワケがある。』。4月18日よりABCテレビとテレビ神奈川で順次放送されるという。原作の漫画は電子版が35巻まで配信されており、最新刊はコミックシーモアで独占先行配信中だ。

NGT48を脱退後、「研音」へと所属先を移した山口にとっては、初の連続ドラマでのレギュラー出演となる。現在の活動や、当時の事件の黒幕は誰だったのかなども改めて検証する。

個性派キャストが勢揃い!

「結婚できないにはワケがある。」は、人形の“みちゅこ”を愛しすぎてしまっている若きエリート課長・富澤光央(みつお)と、30歳までに理想の男性と結婚したいと夢見る後藤まりこのラブストーリー。

人形愛好家である主人公の光央を速水もこみちが演じ、結婚を夢見る女子社員まりこを乃木坂46の元メンバーで女優の若月佑美が演じる。

また、速水もこみち演じる光央の後輩である井上健太役を、ダンス&ヴォーカルユニットSUPER★DRAGONのメンバーとしても活躍する古川毅(つよし)が演じることが決定したとこの度発表された。光央の恋のライバルとして、まりこを誘惑するという役柄だ。

山口真帆が演じることとなったのは、若月扮するまりこの同期で仲良し3人組のうちの1人。既婚者の高田よしえ役だ。同じく同期でまもなく結婚する川越静香役に吉田志織、早くに結婚してすでに子どももいる春本サツキ役に秋山ゆずきが抜擢され、若月・山口含め、若手人気女優で固めてきた。

また健太の婚約者・一ノ瀬小春役に鳴海寿莉亜(夢みるアドレセンス)、係長役にダンディ坂野、鉄子の母役に高田聖子など、個性派ぞろいのキャスト陣がそろっている。

初のドラマで緊張!山口真帆コメントがこちら

ドラマ出演が決まったときの感想として、山口真帆は以下のようにインタビューに回答している。

「原作がとても面白くてどんどん読み進めてしまう作品だったので、お話を頂けて嬉しいです。初のレギュラー出演で緊張もありますが、精一杯頑張ります」

また、自身が演じる「よしえ」の人物像については、「サバサバしているけど情に厚いので、友人に1人いると心強い存在」と表現。

出典:ABCテレビ「結婚できないにはワケがある。」公式サイト

「結婚できないにはワケがある。の「ワケ」が想像を超えるものだと思います。でもどこか応援したくなり、これからどうなるの?!と、続きが気になる作品です。是非ご覧ください」

と視聴者に対してメッセージを送った。アイドル時代にファンだった人たちしかり、山口を応援している人たちにとってはこの上なく嬉しいニュースであること間違いないだろう。

話は脱線するが、主人公である速水もこみちが思いを寄せる人形「みちゅこ」も同様のインタビューに回答しており、ドラマ制作陣のユーモアが伝わってくるかのようだ。

出典:ABCテレビ「結婚できないにはワケがある。」公式サイト

山口真帆の現在の活動内容は?

2015年7月にNGT48の1期メンバーとしてデビューし、翌年2016年1月にNGT48の正規メンバーに昇格した山口真帆。2017年のAKB選抜総選挙で53位に入り、「フューチャーガールズ」として初めて選抜入りを果たした。

NGT48でも人気は高く、中心メンバーとして名乗りを上げた。「まほほん」の愛称で親しまれ、2018年7月にはNGT48のチームGの副キャプテンに就任している。

とはいえ、世間における知名度は、ある「事件」が起きるまではそこまで高くはなかったといって差し支えないだろう。山口はその「事件」をきっかけに2019年5月にNGT48を脱退することを表明した。

その後は芸能事務所「研音」に移籍し、新たなスタートを切った山口。事件後にはショックから体重が30㎏台後半にまで落ちてしまったと噂されていたが、現在は規則正しい生活もあって徐々に体型も戻り、「さらに綺麗になった」とも言われている。

「研音」に移籍後には自身初となる写真集も発売し、雑誌の紙面を飾るなどモデルとしての活動を主にこなしている。ドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(日本テレビ系)では一話のみの出演となったが、ドラマデビューも果たした。

事件の黒幕は誰だったのか?

詳細は割愛するが、山口がNGT48を脱退するきっかけとなったのは、男性2人による暴行事件というショッキングな出来事だった。グループを運営している劇場支配人に相談しても、何も対処してくれなかったために、自身の言葉でSNSや動画配信などで告発する事態となった。

さらに、男性2人をけしかけて事件を手招いたのが同じNGT48メンバーだったということで、アイドル界のみならず芸能界全体を震撼させた。

NGT48を運営していた会社の重役スタッフや事件の第三者委員会は、具体的な名前は公表しなかったものの、メンバーが事件に関与していたことを認めた。しかし名前を公表しなかったがために、結局黒幕は誰だったのか?という確証はないままだ。

事件に直接関係していたかどうかは不明だが、少なくともメンバーの加藤美南が山口に対していい感情をもっていなかったということは、本人のInstagramで明らかになっている。山口の卒業公演がニュースで流れたのを見て、なんと文句の言葉を投稿したのだった。

これらのことなどから、事件に関わっていたメンバーが何人いたのかは不明だが、普段から山口真帆いじめが横行していたのではないか、という疑惑がさらに強まった。

心の傷が完全に癒えることは難しいかもしれないが、山口には前を向いて頑張ってもらいたい。その大きな一歩として、今回の連ドラ出演が役立てばいい。