そんなある日、駅で紬は想の姿を偶然見かける。思わず声をかける紬だったが、彼にはその声が届いていなかった。なぜなら彼は耳がほとんど聞こえなくなっていたのだ。実は想は、徐々に耳が聞こえにくくなる“若年発症型両側性感音難聴”を患い、聴力をほとんど失っていた。
第2話では、想と話せるようになりたいと思った紬が、手話教室に通うことに。想に「もう一度会って話したい」と告げる。そして、かつて想から突然別れを切り出されたのは、紬を悲しませないためだったということがわかるのだ。
ネット人気がすさまじい！
視聴率こそ伸び悩む「silent」だが、見逃し配信のTVerを中心に、ネット・配信での人気がすさまじいと話題だ。第1話の無料見逃し配信（FOD、TVer、GYAO!の合計）は、配信開始から2日間（10月6日～7日）で160万回再生を突破。
これは今年1月期に放送された、菅田将暉主演の月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』の145万回を超え、フジテレビとしては過去最速の記録となった。
ミステリと言う勿れ １ /小学館/田村由美
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TVerの「お気に入り」登録者数にもその人気の高さが現れているという。放送直前は24万ほどだった『silent』のお気に入り登録者数が放送後に急伸し、10月12日深夜時点ではなんと92万人にも到達。
同12日に第2話が放送されたドラマ『親愛なる僕へ殺意をこめて』のお気に入り登録者数が51.2万人であることを考えると、『silent』の数字の強さは一目瞭然だ。
SNSでも、『silent』の公式Twitterアカウントのフォロワー数は30万人を突破。Instagramとなると40万人を突破している。今はまだ視聴率が伸びていないものの、この調子でネットで話題を呼んでいけば、視聴率も自然とついてくることだろう。10月20日に放送される第3話にも注目が集まる。
