長瀬智也が12キロ激太り原因は?クドカン新ドラマも話題

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TOKIOの長瀬智也が、ドラマでの役作りのため12キロ増量したと話題だ。

長瀬が出演するのは、11年ぶりに脚本・宮藤官九郎とのタッグとなる、ホームコメディ「俺の家の話」(TBS系)。

長瀬のジャニーズ退所前、最後となるドラマ出演となることでも話題を集めている。

トレーニングで増量!ポイントはヘビメタ

劇中ではピークを過ぎたプロレスラーの役を演じる長瀬。そんな彼のもとに、西田敏行演じる父の危篤の知らせが飛び込んでくる。

急いで病院に駆け込むと、永山絢斗演じる弟、江口のりこ演じる妹と久しぶりに再会して話し合い、死にゆく父のかわりに家業を継ぐためにプロレスラーを引退する決意をしたが、父が復活して――…という話。

放送初回は1月22日だ。脚本は宮藤官九郎が務める。

オンライン記者会見に出席した長瀬は、自身の増量について以下のように振り返った。

「(増量は)12、3キロだと思います。いろんなコロナとかもあったので夏くらいからちょこちょこ始めて、3ヶ月くらいかな。それくらいからやり始めました」

と、計画性をもって取り組んできたことを打ち明けた。

「もう毎日ヘビメタ聴いてました。ヘビメタ聴くとああいう体になるんです。闘争本能を沸き立たせないとトレーニングできないので」

と、自身のトレーニングのこつもジョークまじりで話、一風変わった役作りを明かした。

宮藤官九郎との再タッグに注目

宮藤官九郎とは、これまでも同局の連続ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』(2000年)や『タイガー&ドラゴン』(2005年)、『うぬぼれ刑事』(2010年)など、数々の作品を生み出してきた長瀬。

「不器用ながらいろんなことを感じ取ったり、キャラなりの想いが言動になるのは今までと変わりませんが、お互い年をとって、シンプルなせりふでも若かったときには表現できなかったニュアンスを自分でも感じたので感慨深いとともに、新しいものを作る台本を書いてもらえた」

と年月を経たタッグに自信を見せる。一方の宮藤官九郎も、長瀬とのタッグには思い入れがあるようで、以下のようにコメント。

「若いときのテンポやせりふのキレをいつまでも意識しても仕方ないな、と今、親の介護をする話なので、(過去の作品は)懐かしいけど、タッチも違う。今2人でやるならこういう感じかな。そんなに早口でもないし大きい声も…出してるんですけど同じではないな、と思います」

「僕の周りにも、親の介護をしている人が多い。誰もが直面する問題なのに、その割にドラマで扱われることは少なかったように感じる。それを長瀬くんと僕が作ってきた作品のテイストで、ふさぎこんでいるばかりではない介護のドラマができたら面白いなと」

と、過去の長瀬との作品に愛着はありながらも、これまでの作風やテーマとの違いを実感している様子だった。

また、今作を手がけることになった経緯には、長瀬が「子供をもつ親の役をやったことがない」と発言したことも、構想のきっかけになったということだ。

豪華キャストにも注目

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そんな本作には、長瀬のほかにも魅力的なキャストが集結。先日結婚を発表したばかりの戸田恵梨香、永山絢斗、江口のりこ、桐谷健太、西田敏行ら実力派が顔をそろえた。

特に父親役の西田は『タイガー&ドラゴン』でも長瀬と師弟役を演じており、2人の相性のよさについては宮藤官九郎からも折り紙つき。

「(2人は)相性がいい。介護の話も悲壮感なくできる」と評価し、プロデューサーの磯山氏も、「(父親役は)ほかの候補を考えなかった」とコメント。

磯山氏はさらに2人の芝居について、「セッション感がすごい。台本の何倍もしゃべってアドリブが続くので、明るい介護が描けています」と自信を見せている。

俳優・長瀬智也は唯一無二の人

長瀬智也の俳優としての魅力をべた褒めする、脚本・宮藤官九郎とプロデューサー・磯山氏の2人。

これまで何度も長瀬とともに作品を作り上げてきた2人にだからこそわかる魅力が数多くあるようだ。

宮藤は長瀬の俳優としての魅力を聞かれ、「思いきりのいいところ」と即答。

「自分で限界を決めずにどんどん思い切りやってくれるのが気持ちいいですね。笑かすところもテクニックや小手先でやろうとはしないで、力いっぱいやってくれる。(作品の)導入では細かいところを気にするんですけど、その後はもう細かい質問は一切なくやってくれるんです」

と長瀬の演技に信頼を寄せきっている様子を見せた。

プロデューサーの磯山氏も、

「スケールが大きい。すごく細かいところまで気を配っているのですが、画面上で見る限りはものすごくスケールが大きいんです。“私が男子だったらこういう人に生まれたいな”っていうのを体現化してくれる人で、実際はすごく繊細だったり緻密だったりするのですが、そういうふうに見えないというか…。唯一無二の人ですね」

「長瀬くんは普通の人では絶対できないことを成立させてくれるので、作る側にとってはどんな設定でも成立させてくれるスーパーマンです」

と長瀬を絶賛している。42歳となった長瀬。ジャニーズ退所を目前に控えた彼が、今どんな演技を見せてくれるのか、注目が集まる。

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この記事を書いた人

某鉄道会社で広報を担当のち、脱サラして世界を放浪しているayaです。オランダ移住が目下の目標です。よろしくお願いします。