テレビ東京では、プロデューサーの秋元康氏が企画・原作を務める完全オリジナルドラマ『吉祥寺ルーザーズ』(4月スタート 毎週月曜 後11:00)を放送する。主演をNEWSの増田貴久、ヒロインをフリーアナウンサー・田中みな実が務めることがわかった。
本作は、6人の男女がひとつ屋根の下シェアハウスで一緒に暮らす日々を描いたシチュエーションコメディドラマだということだ。増田が同局系ドラマで主演を務めるのは、『レンタルなんもしない人』(2020年4月)以来、2度目となる。
シェアハウスが舞台!田中みな実とは恋仲になる?
🌸4月スタート新ドラマ🌸
— 吉祥寺ルーザーズ 【テレビ東京4月スタート】 (@tx_losers) March 6, 2022
「 #吉祥寺ルーザーズ 」
主演 #増田貴久 ヒロイン #田中みな実 #片桐仁 #田島芽瑠 #濱田マリ #國村隼
シチュエーションコメディ🎥
6人の負け組….“ルーザー”たちが
吉祥寺でシェアハウス生活を開始🏠💥
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新ドラマ『吉祥寺ルーザーズ』は、人生の負け組6人がひとつ屋根の下シェアハウスで一緒に暮らす日々を描いたシチュエーションコメディドラマ。NEWS・増田が演じるのは、女子高の教師として順風満帆なイケメン人生を送っていたが、ある出来事がきっかけで心がポキッと折れてしまった主人公・安彦(あびこ)聡だ。
立地は人気の不動タウンである吉祥寺。それにも関わらずやたらと安い家賃に、17倍の倍率をかいくぐって選ばれた「負け犬」を集めたという不可思議な住民募集方法、そして「絶対に開けてはいけない」と言われる開かずの部屋の存在。どうやら訳あり物件のようだ。
そんな不思議なシェアハウスに住む、年齢も性別も職業も経歴もバラバラな個性豊かな住人には、豪華キャスト陣が集結したことでも注目が集まっている。
現在、夫と離婚調停中の元女性ファッション誌の編集長・大庭(おおば)桜役には、フリーアナウンサーとして人気番組のMCを務める傍ら、美のカリスマ的存在でファッション誌のモデルや映画・ドラマへの出演も絶えず、幅広い活躍をみせる田中みな実が抜擢された。今作ではヒロインという立ち位置になる。ヒロインということで、ストーリーが展開していく中で、増田演じる主人公とは恋仲になっていくのだろうか?展開にも注目が集まる。
濱田マリや國村隼らベテラン俳優も出演
全く売れていないが自称芸人で、実演販売員でもある秦幡多(はた・まんだ)役には、お笑い芸人・俳優・彫刻家とマルチな才能を持ち、俳優としては『あなたの番です 劇場版』(日本テレビ)や映画『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』など数々の話題作にも出演する片桐仁。
また、博多から上京してきた生意気なキャバ嬢・望月舞役には、HKT48の初代センターとして活躍し、今年4月に卒業を控える田島芽瑠(める)。アイドル卒業後は女優の道へ進みたいという田島にとって、卒業後、初のドラマ出演となる。
そして、普段は真面目なのにギャンブルに溺れ借金まみれの公務員・胡桃沢 翠(くるみざわ・みどり)役には、その特徴的な声でナレーターや女優として個性を発揮し、直近では連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK)での好演も話題のベテラン女優・濱田マリ。
さらに、元広告代理店勤務のエリートながらリストラされた天涯孤独の男・池上隆二役には、『鎌倉殿の13人』(NHK)、『日本沈没―希望のひと―』(TBS)、『生きるとか死ぬとか父親とか』(テレビ東京)等に出演し、深みのある演技に定評がある名優・國村隼が抜擢されている。
出演者らコメント抜粋
主演を務める増田貴久は、前回の同局で主演を務めたドラマ「レンタルなんもしない人」を引き合いに出し、「前回はレンタルされてなんもしなかったですが、今回はなにか…するんでしょうか!? 僕も楽しみながら撮影頑張ります」とユーモアのあるコメント。また、共演する片桐仁とは親交があるようで、「片桐仁さんと久々の共演をさせて頂ける事も楽しみです!」とした。
ヒロイン役の田中みな実は、最近では女優としての活動もマルチにこなし、その活動の幅の広さに注目が集まっている。そんな彼女は「会話劇のようなお芝居は初めてで、役柄もこれまでに演じたことがないような人物」と自身の役柄を説明し、たたみかけるように話す特徴がある役柄だということで、アナウンサー時代の教材で滑舌の練習をしているのだとか。
リストラされた元エリートサラリーマンという役どころの國村隼は、「このドラマは、シェアハウスという、2022年の状況をうまく使った設定の中で、そこに集まるクセの強い登場人物たちが織りなす人間模様です」とし、「今という時代を、この東京で“懸命かつ健気”に生きている登場人物たちをご覧になって、日々過ぎていく“物事の見方や感じ方”なんていうのを振り返ったりしながら、一日の終わりを軽く愉しんでみてください。或いは、『ドキッ!』として下さい」とした。
秋元康氏コメント「自分は自分でいい」
企画・原作を担当するプロデューサーの秋元康氏は、以下のようにコメントしている。
「競争社会の中で、いつから“勝ち組”“負け組”なんて言葉が使われるようになったのでしょうか? 生きにくい世の中です。誰もが“ダメな自分”に落ち込むことがあります。そんな時に『そんな生き方でもいいんだよ』と、勇気を貰えるドラマを作りたいと思いました」
世間では“負け組”と呼ばれる6人が、訳ありなシェアハウスで共同生活を送るうちに、他人の優しさや愛に触れ、忘れていた何かに気づいていく物語。「自分は自分でいいんだ」と思わせてくれるような、視聴者が笑いながら、元気になれるようなドラマになっていると話す。
いわゆる「シットコム」(シチュエーション・コメディ)ジャンルである同作。古くは「奥様は魔女」、海外ドラマの「フレンズ」や「ビッグバン・セオリー」などロングヒット作品の多いジャンルであるだけに、これまでに秋元康氏が手がけてきた作品とはひと味違った出来になっていることが予想される。
ここ数年でも、『共演NG』、『あなたの番です』、『漂着者』など、オリジナリティあふれるドラマを輩出し続けている秋元氏の手腕に今回も期待が高まる。
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