窪塚洋介19年ぶりドラマ主演と転落事故の真相を語る!息子は俳優デビュー

俳優の窪塚洋介が、今月30日から「LINE NEWS VISION」で配信される縦型ドラマ『上下関係』で主演を務めることが発表された。窪塚がドラマで主演を務めるのは、2002年に放送された常盤貴子とのW主演ドラマ『ロング・ラブレター~漂流教室~』(フジテレビ系)以来、実に19年ぶりとなる。

表舞台から身を消しても、SNSでの言動などが常にネットニュースで取り上げられ、メディアから注目され続けている窪塚洋介。今年に入ってからは、2004年に自身が起こして大きな話題となった「転落事故」のことを語る一幕などもあったが、あの事件は一体なんだったのだろうか?

共演に大島優子や田中麗奈など

「LINE NEWS VISION」は、スマートフォンに特化した新たな映像表現を目指し、「LINE」アプリの「ニュースタブ」内に掲出される縦型動画コンテンツだ。

2周年作品となる本作『上下関係』は、2016年のハリウッド映画『沈黙 -サイレンス-』にも出演し、現在も独特な存在感を放ち続ける俳優・窪塚洋介を主演に起用した。

ストーリーは、上下関係に厳しい田舎から上京したヒロインの本田小夏(河合優実)が、一人暮らしで住む場所としてアパート「メゾンピルグリム」を選ぶところから始まる。

クセのある“下層”の人間たちとの間で起こる不可解な事件を通し、アパートに隠された謎、そして様々な上下関係が浮き彫りになる驚愕の真実を突き付けられる、縦型でしか描けない新感覚のミステリードラマ。窪塚は、アパートの屋上でソファーを置いて優雅に過ごす謎の男・カワサキを演じるという。

そのほか、元AKB48の大島優子、田中麗奈、板尾創路、Dragon AshのフロントマンでKjこと降谷建志などが出演することが発表されており、すでにティザー画像も公開されている。

出典:エキサイトニュース

インタビューで語った転落事故の真相!

窪塚洋介といえば、忘れてはならないのは人気絶頂期に起こした「転落事故」だ。自殺未遂ともドラッグの影響とも言われたこの事件について、今年に入ってからインタビューで答えた窪塚だが、結論から言えば真相は未だに謎のままだ。

1995年にテレビドラマ『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)に出演し、芸能活動をスタートさせた窪塚洋介。人気は瞬く間に上昇していき、2000年に放送されたドラマ『池袋ウエストゲートパーク』(TBS系)でブレークし、一躍人気俳優に名を連ねた。

2001年には映画『GO』で、最年少で日本アカデミー賞の新人俳優賞と最優秀主演男優賞を受賞。しかし、人気絶頂の2004年6月、自宅マンションの9階から転落する事故を起こし、一時重体になったが、なんとか一命を取り留めた。

今年4月27日発売の雑誌『週刊SPA!』のインタビュー記事に登場した窪塚は、この事故について聞かれ、以下のような回答。

「『え? 俺、飛んじゃったの?』というぐらい自覚がなくて、寝て起きたらケガしてた、みたいな感じだったんですよ。ドラッグをやっていたとかも本当になかった」

とし、当時盛んにウワサされていたドラッグの使用について、否定していた。また、別の場でも「生まれてから今までで死にたいと思ったことはない」など発言しており、自殺未遂だったことも暗に否定している。

泥酔やソフトクリームを買いに行きたかった説?

また、当時「泥酔していた」という話も過去にあったり、別のときには「近所で売ってたソフトクリームが売り切れるのが心配でエレベーターに乗る手順をすっ飛ばしてしまった」などの発言もしていたが、これらについては今回のインタビューでは言及しなかったようだ。

今回のインタビューでは〝なにを聞いてもOK、究極のNGなし〟と前置きされていたというが、結局、窪塚がなぜマンションの9階から飛び降りたのか、その理由は明かされない、釈然としないインタビューだった。

この「窪塚節」に、読者やネットユーザーからも呆れる声。「相変わらずなに言ってるか分からないな。息子も俳優デビューしたんだし、いい加減に大人になってほしい」「こんなあやふやなこと言ってるからいつまで経ってもドラッグ説が消えないんだろうね。どう考えたって普通の状態で9階から飛び降りたりしません」と、厳しい反応だった。

また今年6月には男性専門の総合美容クリニック「ゴリラクリニック」が提供するビジネスセミナー「『人生と未来』を語る」が開催され、講師として登壇した窪塚洋介。

出典:フジテレビビュー

またその際には、人気絶頂期には「頭でっかちになっていた」とも語り、自分を納得させてくれる人生の格言などを調べていたがなかなか腹に落ちず、その過程でマンションから落ちてしまい・・と語って、笑いを誘う場面もあった。

息子の愛流は俳優デビュー

窪塚洋介といえば、息子にも注目だ。長男の窪塚愛流(あいる)が4月18日に放送された連続ドラマ「ネメシス」(日本テレビ系、日曜午後10時半)の第2話に登場し、ドラマデビューを果たしたのだ。

出典:マンタンウェブ

視聴者からは、「父親譲りの圧倒的存在感」「イケメン」「スタイルよすぎ」などと注目を集めた。また、ドラマデビューに先立って映画デビューはすでに果たしており、2020年のドキュメンタリー映画『プラネティスト』で父・窪塚洋介と共演をしている。

愛流は、マンション転落事件の前年に結婚した一般人女性との間に生まれた息子で、その後離婚したが窪塚が親権をもっている。父に似て抜群のスタイルと特徴的な声、カリスマ性を持ち合わせる窪塚愛流。彼の活躍にも注目が集まる。