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細田守監督「竜とそばかすの姫」好スタートであらすじや主題歌に注目!歌手は誰?

人気アニメ映画『時をかける少女』(2006年)、『サマーウォーズ』(09年)、『バケモノの子』(15年)などで知られる細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』の最新の興行収入が19日、発表された。

7月16日に公開された同作。公開3日間で興収8.9億円、観客動員数60万人を突破した。歴代の細田守監督作品で、興収No.1確実の水準となるスタートを切った。

本作では、映画の内容もさることながら、その音楽面に非常に注目が集まっている。「King Gnu」のリーダー常田大希率いる音楽集団によって制作された楽曲に、音楽界も注目のシンガーソングライターの声が乗る、珠玉の一作となっている。

20~40代女性に人気!音楽に注目

『竜とそばかすの姫』(略称:竜そば)は、母親の死により心に大きな傷を抱え、現実世界では歌えなくなった主人公の女子高校生「すず」が、“もうひとつの現実”と呼ばれるインターネット上の仮想世界<U(ユー)>で大切な存在を見つけ、悩み葛藤しながらも懸命に未来へ歩いていこうとする勇気と希望の物語だ。

初日アンケートによると、同作を観賞した男女比は44.5%:55.5%と女性がやや上回る結果になった。年代は20代が一番多く、次いで40代、僅差で30代、50代と続く。

鑑賞理由の1位は「細田監督作品が好きだから」が54.9%で最も高く、次いで「ストーリーが面白そうだから」33.8%と、オリジナル脚本である本作へ期待感を持って劇場に足を運んだ人が多いようだ。

また、「メインテーマ「U」や音楽に惹かれて」も23.1%を記録していることから、今作の大きな要素である「音楽」が強い関心を得ている。

日本を代表するミクスチャーロックバンド「King Gnu」(キング ヌー)のプロデューサー兼リーダーで、ボーカルとギターを担当する常田大希(つねた だいき)率いる音楽集団「millennium parade」が制作した主題歌「U」は、主人公のすず/ベル役を演じるアーティストの中村佳穂が歌唱を担当。

先述のような理由で歌えなくなってしまった主人公の「すず」が、全世界で50億人以上が集う超巨大インターネット仮想世界<U(ユー)>で歌姫「ベル」として注目されていくストーリーだ。

細田監督自ら常田にオファー!

細田監督は「インターネット仮想世界<U(ユー)>の巨大な世界観を音楽で表現するために、どうしても常田さんに音楽を作ってほしかった」と、常田に熱烈オファーを送ったという。

オファーを受けた常田は、細田監督の緻密な絵コンテに圧倒され、楽曲制作を快諾したとのことだ。歌唱を担当する中村佳穂との共同作業は初めてで緊張もあったようだが、「日本語をここまでグルーブさせられるシンガーはなかなかいない。うれしいサプライズだった」と、満足のいくレコーディングとなったことを振り返っている。

中村佳穂の評判がヤバい!米津玄師も太鼓判

今回主人公の声優、かつ主題歌のボーカルも務める中村佳穂とはどんな人物なのかというと、音楽番組「関ジャム」でのプロデューサーらからの評判が非常に高く、また米津玄師からも太鼓判をおされている人物であるという事実が浮上した。

中村佳穂は京都生まれで現在も京都を中心にシンガーソングライターとして活動しているミュージシャン。2019年の野外フェス「FUJI ROCK FESTIVAL」が細田監督との出会いだったという。

しかし、監督と知り合いになったことで『竜とそばかすの姫』の主人公の座を獲得したのかというと、そういうわけではなく、しっかりオーディションで勝ち取ったのだ。これまで演技はやったことがないというが、その透明感ある声に期待が高まる。

細田監督から絶賛されている中村佳穂だが、音楽関係者からの評判も非常に高い。彼女が出したアルバム「AINOU」の中の一曲に対し、米津玄師が「さいこー。」とコメントしている。2019年1月の話だ。

また、2019年1月放送の音楽番組「関ジャム完全燃SHOW」で、「売れっ子プロデューサーが選ぶ2018・年間ベスト10!!」と題したコーナーが設けられ、その中でも大絶賛された中村佳穂。

音楽関係者の中ではすでに評判が高かったわけだが、今回の映画をきっかけに世間にもその名が広がり、さらに注目が集まることだろう。彼女の活躍にも注目だ。

青空のビジュアルも解禁

また、公開を記念し、第3弾ビジュアルが解禁された。今まで、仮想世界<U>をイメージした第1弾ポスター、そして満点の星空が背景の第2弾ポスターと、過去の細田作品の代名詞でもある「青空」を封印したビジュアルが続いたが、ここにきてついに入道雲が浮かぶ夏空のビジュアルがお目見えした。

出典:オリコンニュース

以前は監督業のみ務めていた細田守だったが、「おおかみこどもの雨と雪」以降は脚本も手がけるように。監督と脚本は別人物が務めるというのが映画界の主流なだけに、この取り組みが吉と出るか凶と出るか。

映画化に先立って小説を読んだという人たちのSNSのコメントを見る限り、「泣いた」「これが映画化されるとなると涙腺止まらないだろうな」といった声が相次いでいる。映画にも期待が高まる。