和月伸宏氏の大人気漫画が原作で実写化された映画「るろうに剣心」の第4弾製作が決まり本格的に動き出したと報じられ話題となっている。
映画「るろうに剣心」は主演・佐藤健でこれまで3作品公開されており、その興行収入は累計120億円となっている。
第1作は2012年、第2・第3作は前後編として’2014年に公開。今回も前回同様に監督の大友啓史氏となっている。
るろうに剣心
話題となっている映画の原作である「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」(るろうにけんしん めいじけんかくろまんたん)は、和月伸宏氏による漫画作品。
1994年から1999年に集英社の「週刊少年ジャンプ」にて連載。アニメ化・実写映画化などと様々な形で公開されており大人気となっている。
2017年9月からは続編である「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-」が『ジャンプスクエア』10月号より連載中となっている。
あらすじ
幕末に「人斬り抜刀斎」として恐れられた伝説の剣客、緋村剣心。明治維新後は「不殺」(ころさず)を誓い、流浪人として全国を旅していた。
そんな中で出会った神谷薫や同じ激動の時代を生き抜いた宿敵達との戦いを通じて、「人斬り抜刀斎」として恐れられた贖罪の答えと新たな時代での生き方を模索していく。
映画「るろうに剣心」の最新情報!キャストに困惑
ファン待望の映画「るろうに剣心」の第4段制作発表に換気の声が多く上がっているが、実はキャスティングが完全に決まりきっていないという。
すでに映画化に向けて時間がかかる衣装制作はすでに始まり、ロケ地の確保も進んでいる最新作の映画「るろうに剣心」だが、キャストが決まらないため台本もまだ完成しないというのだ。
映画製作は着々と準備は進んでいるものの、前作から時間もたっているため取り巻く状況が変わってしまい降板するキャストが出るのを覚悟で今回の続編に挑むこととなるようだ。
一番の痛手となるのが神谷薫を演じた武井咲のキャストだろうと関係者が頭を悩ましているという。
今年3月に出産したばかりでまだまだ子育てに追われている武井咲を思い切って配役を変える案も浮上しているが、ファンにとって武井咲の演じる神谷薫が出ないということに違和感を感じてしまうこととなるだろう。
ヒット作なのに間があいてしまった理由とは
実は映画「るろうに剣心」の第4段制作は以前より計画されていたがストップがかかっていたのだ。「ジョジョの奇妙な冒険」や「斉木楠雄のΨ難」など週刊少年ジャンプ原作漫画の実写映画がヒットに恵まれなかった為4作目の話はすでに出ていたのだ。
実は映画製作に向けて昨年の秋からプロジェクトは開始していたのだが、9月にヒロインである薫役の武井咲が妊娠を発表。
さらに映画製作へ追い打ちをかけるように11月には原作者の和月伸宏氏が児童ポルノ所持容疑で書類送検され、主演の佐藤健も朝ドラ「半分、青い。」の撮影に入ってしまったのだ。
昨年12月から原作漫画は休載していたが、今年6月4日発売の「ジャンプスクエア」で連載が再開。佐藤健も8月に朝ドラ「半分、青い。」の撮影が終了したため、今秋から撮影が始まる予定だったという。
しかしキャストの問題で未だ台本もまだ完成していないという状況となっていることからどうなるのか。ファン待望の第4段となる新作映画の最新情報の発表に注目したい。