俳優・山崎賢人と女優・広瀬アリスが主演で実写映画化した「氷菓」(安里麻里監督)が3日からTOHOシネマズ渋谷(東京都渋谷区)などで公開。
実写映画化された「氷菓」は、人気作家の米澤穂信(よねざわ・ほのぶ)氏による小説が原作となっている。
山崎賢人が演じるやる気がなさそうに見えるがスゴイ分析力を持つ折木奉太郎と広瀬アリスが演じる好奇心旺盛で名家の娘、千反田えるらが学園の謎に迫る青春ミステリー。
「氷菓」の原作・あらすじとは?
山崎賢人と広瀬アリスが主演で実写映画化された「氷菓」の原作は人気作家の米澤穂信氏の小説で230万部を突破した大人気「古典部シリーズ」の第1作。
「氷菓」の原作は2012年に京都アニメーション制作でテレビアニメ化もされている。
あらすじ
やらなくてもいいことなら、やらない。やらなくてはいけないことなら手短にをモットーに生きている省エネ主義の高校生・折木奉太郎。
省エネ主義だが優れた推理力を持つ折木奉太郎は、神山高校に入学し、姉の命令で入部した廃部寸前の「古典部」で、好奇心の塊のような千反田える(広瀬さん)と出会う。
入学した学園で起こる不思議な謎を次々と解き明かし、やがて、奉太郎の推理力を見込んだえるは「10年前に失踪した叔父がえるに残した言葉を思い出させてほしい」と依頼。
それは33年前に学園で起きたある事件へとつながっていた……。
山崎賢人・広瀬アリスで実写映画化「氷菓」のキャスト
山崎賢人・広瀬アリスで実写映画化「氷菓」のキャストは、入学した神山高校の同級生で同じ古典部員の伊原摩耶花役を小島藤子、福部里志役を岡山天音が演じる。
小島藤子・岡山天音といえば、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」に出演し注目を集めていた2人だ。
また、広瀬アリスが演じるえるの叔父の関谷純の高校時代を本郷奏多が演じている。また、高校の図書室の司書・糸魚川養子役を斉藤由貴が演じている。
高校生役のキャストは全員20代となっているが、詰め襟やセーラー服姿も違和感なく実写化された「氷菓」の背景に溶け込んでいる。
氷菓 予告動画
氷菓の主題歌は?
映画「氷菓」の主題歌は、イトヲカシの新曲「アイオライト」となっている。映画と同じく11月3日にリリースされるイトヲカシの新曲「アイオライト」は、両A面シングル「アイオライト / 蒼い炎」となっている。
MV(ミュージックビデオ)には映画と同じく安里麻里が監督。また、「氷菓」で主演を務めた広瀬アリスが出演しており、リップシンクに初挑戦。広瀬アリスは主題歌について、
「若い子が聞けば歌詞が今の自分に響くし、大人が聞けば過去の自分を思い出せる。氷菓の世界観、そして折木奉太郎、千反田えるにぴったり」
と映画のキャラクターに触れながらコメントしている。
イトヲカシ新曲「アイオライト」MV(ミュージックビデオ)
映画のロケ地・聖地は?
人気作家の米澤穂信氏の人気小説である原作の聖地とされる飛騨高山で、山崎賢人・広瀬アリスで実写映画化された映画「氷菓」のロケが行われた。
原作の神山高校のモデルとなった高山市・斐太高校の美術室や廊下などで実際に撮影された映画「氷菓」。
広瀬アリスが演じるえるが山崎賢人演じる奉太郎から入部届を受け取るシーンや、喫茶店などに呼び出すという映画の重要なシーンを高山市で撮影し、原作雰囲気をそのまま実写化されている。
11月3日から公開されている広瀬アリス・山崎賢人で実写化された映画「氷菓」に注目したい。