ロールプレイングゲーム好きに知らない人はいないというほどの大人気ゲーム・ドラゴンクエストシリーズ。
そのシリーズの中でも人気の高い「ドラゴンクエスト5 天空の花嫁」(1992年発売)通称ドラクエ5が映画化されると話題となっている。
今回、映画化されるドラクエ5が原作となる3DCGアニメ映画「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」は8月2日に公開される。
映画「ドラゴンクエスト」のキャストは?
今回、ドラクエが映画化されると話題となっている3DCGアニメ映画「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」は、山崎貴氏が総監督・脚本を手がける。
注目の主人公リュカの声を務めるのは俳優・佐藤健(30)。また、有村架純(26)が、主人公・リュカの幼い頃に共に冒険するビアンカの声を担当する。
幼い頃の出会いから強く美しい女性として再会するビアンカとの物語にも注目が集まっている。
また、ビアンカと同様に重要な役割となっている幼なじみで、町中の男性の憧れの聡明な女性フローラを波瑠(27)が担当する。
また、主人公の幼馴染のヘンリー王子は坂口健太郎が務める。他にもケンドーコバヤシ・安田顕・古田新太・松尾スズキ・山寺宏一・井浦新・賀来千香子・吉田鋼太郎ら豪華なキャストが発表されている。
原作を知るファンはこの3人の物語がどうなるのか注目である。
ドラクエ5
ドラゴンクエストV 天空の花嫁は、1992年9月27日にエニックス(現: スクウェア・エニックス)より発売された大人気スーパーファミコン用ロールプレイングゲーム。
ドラクエ5は、親子3代に渡るストーリーとなっており、物語中盤に結婚という人生の重大なイベントがあることで多くのファンを魅了してきた。
また、シリーズ初となるモンスターを仲間にするシステムが導入され話題となった。
ドラクエシリーズ初となるスーパーファミコン対応として発売され、画質・音質が向上。
ストーリー重視の作風となり、重要キャラクターの会話が自動進行するイベントシーンが増加し多くのファンを魅了した。
あらすじ
父・パパスと共に2年ぶりにサンタローズの村を訪れる主人公。そこで幼馴染のビアンカと再会。
彼女と共にレヌール城でお化け退治をしてベビーパンサーを助けた。その後、ヘンリー王子誘拐事件が発生し救出に向かい光の教団の手によりパパスが殺され主人公はヘンリーと共に教団の奴隷にされるのだった。
幼年時代から10年余が過ぎ、主人公とヘンリーは大神殿建設現場で奴隷として働いていた。
ある日脱走に成功する。主人公は父の遺言通り母・マーサと伝説の勇者を捜す旅に出ることとなった。
豪華キャスト達のコメント
主人公リュカを演じる佐藤健は、
「脚本は映画としての終わり方以外は、ゲームに沿って進んでいきます。この普遍的なストーリーは、今読んでも古く感じることなく、当時と同じように僕の心を震わせました。責任重大なわけですが、どうなのでしょう、不安です。」
とコメントしながらも、自身の配役にアンチな方々にもぜひ見てもらいたいという言葉で締めくくった。ビアンカを演じる有村架純は、
「気が強く、はすっぱな部分もあるけど、心の隅で主人公リュカを思う乙女な心も持った魅力的な女性。寛容で肝っ玉だからこそどんなことも受け止め、立ち向かう芯の強さを大切にブレることのないよう演じました」
と自身が演じるビアンカについてコメント。
「長年愛されて続けている作品。ファンの方々がたくさんいる中、自分が参加して良いものか不安もありましたが、ドラマチックなストーリー、プレーヤーにも寄り添った構成にひかれ、挑戦させていただきました」
などと大人気作品を映画化するドラゴンクエストへの参加に喜んでいる様子だ。
ドラゴンクエストの生みの親である堀井雄二氏が原作、監修。長年タッグを組むすぎやまこういち氏が音楽を担当すると大注目の作品。
ファンのみならず8月2日の公開を心待ちにしたい。