映画コメンテーターでタレントの有村昆(44)が芸能活動を自粛することが今月14日、所属事務所から発表された。理由は、同日発売の写真週刊誌「FRIDAY」に“不倫未遂”が報じられたことだ。
有村といえば、妻は2012年に結婚したフリーアナウンサーの丸岡いずみ。今回の件については、丸岡から叱責を食らっているようだ。
有村昆と丸岡いずみのなれそめは?鬱を支えた過去
「アリコン」の愛称でも親しまれる有村は、1976年マレーシア・クアラルンプール生まれの日本人。マレーシアに住んでいた子供時代から来る日も来る日も映画を観ていたという彼は、今や年間400~500本も映画を観る映画評論家になった。現在は、映画コメンテーターとしての活動をメインに据えつつ、タレントとしての活動もしている。
そんな彼が元キャスターの丸岡いずみと結婚したのが2012年のこと。テレビで丸岡を見た有村が惚れ込んで、共通の友人を通して食事を共にしたのが出会いのきっかけだったそう。
出会った当時の丸岡といえば、東日本大震災の惨状を伝える報道の第一線におり、精神的にも参っていて、鬱病直前だったという。そんな丸岡を精神的に有村が労ったことで、徐々に距離が縮まっていったようだ。
有村とのデートを数回重ねたあとのタイミングで、心労がたたった丸岡は本格的に鬱病を発症。表舞台からいったん姿を消すこととなるが、その間も有村は献身的に寄り添っていたという。
「鬱を治そう」と背中を押すのではなく、「鬱とも付き合っていけばいい」と丸岡相手にはゆったりと構える一方有村自身は丸岡の精神状態がよくなるように50か所以上の神社でお参りをしたという逸話もある。普段は「明るい」「空気が読めない発言」といった印象のある有村だが、このときは丸岡のために本当に奔走していたようだ。
丸岡との間には、2018年1月に代理母出産で長男(3)を授かっており、現在は一児の父だ。
不倫未遂報道で芸能活動自粛
おしどり夫婦と思われていた2人だが、週刊誌「フライデー」がキャッチしたのは、有村昆の不倫「未遂」というなんとももの悲しいニュースであった。
同誌は、緊急事態宣言下の今年4月下旬に、有村がプライベートでセクシー美女と密会した様子をツーショット写真を添えて詳報した。有村は「キミの彼氏になりたいな」などと口説いて肉体官界を迫り、ラブホテルに連れ込むも拒否され、その日は断念したという。
それでもめげずに約1週間後、「母の日」である今月9日に同じ女性をランチに誘い、昼間から下ネタ全開の自慢話を始めるも、結果的には口説き落とせずに撃沈したという。3歳の長男がいながら「奥さんと彼女は別物」と悪びれずに語っていたというから呆れるほかない。
これを受け所属事務所は、「自覚の無い軽率な行動に対し当面の間、芸能活動を自粛することに致しました」と報告した。不倫自体は“未遂”に終わったとはいえ、新型コロナ感染拡大に伴う緊急事態宣言下の不義な行為とあって、事務所が厳しく罰した形だ。
第一子が誕生した2018年には「ベストカップルアワード」を受賞するなど、夫婦仲の良さは世間にも知られていた。そんな2人は普段夫妻そろっての仕事も多かったため、今回の一件は丸岡にとっても大ダメージとなりそうだ。
現在有村が出演しているレギュラー番組5本中、TBSラジオ「地方創生プログラム ONE-J」(日曜前8・0)など2本の降板が決定。他の番組にも降板を申し入れており、しばらくの間は表舞台から姿を消すことを余儀なくされそうだ。
「――ONE ―J」に関しては特に、制作サイドが激怒しているという。事情を知る芸能関係者は以下のように語っている。
「有村さんは母の日の9日午前に『――ONE ―J』に生出演した後、ソッコーでスレンダー美女に密会したんです。番組のコンセプトである地方活性化を熱弁しながらその直後に女遊びしていたわけ。番組スタッフはブチ切れています。番組自体は4月に始まったばかりでこれからというところでしたが、事務所サイドの申し出を受けて即、降板を決めたそうです」
妻・丸岡いずみも激怒!離婚の可能性は?
当たり前といえば当たり前だが、そんなスタッフ以上に激怒しているのが妻の丸岡で「有村が活動自粛を自ら申し出たのは、ケジメをつけたことを妻に見せるため」(別の関係者談)だという。
フライデーの取材に対し有村は、「妻にはすでに報告しており、このことに真摯(しんし)に向き合い襟を正すように言われました」と丸岡から叱責された旨をコメントしている。
13年の結婚披露宴の際に有村は、「人生という名の2人だけの映画を作っていきたいです」と語っていた。「スポニチ」の取材では、周囲にも「彼女のことは絶対に守り抜く。何があっても支えていく」と誓っていたが、自らの愚行でストーリーをぶち壊すことになった。
毎晩2人で一緒にお風呂に入るというルールを設けているという有村・丸岡夫婦は、過去にとあるインタビューで、「ささいなことでけんかをしても、お風呂に入れば、まあいいかってなる。まさにその日のことを“水に流す”感じですね」と説明していた。そうはいっても今回ばかりは、簡単に水に流すことはできないだろう。
今回の報道で明るみになったのは、どうやら有村は常習的に不倫未遂をしていたようだということ。今回の女性に関しては、SNSで見つけた彼女に興味を抱き、ツイッターのダイレクトメールを使ってアプローチした。これをきっかけにLINEのIDを交換し、直接の交流が始まったという。LINEでも卑猥な文章を送っていたことが明るみに出ている。
そしてこれまでにも、結婚後であってもSNSを使って人を集めて、そのリアルなコンパで女性にアプローチをかけるという、恋愛にアグレッシブで貪欲な一面を知人には見せていたという。
修羅場は当分続きそうだが、離婚はしない方向だと報じられている。丸岡を引き留めるものは、自身が辛いときにそばにいてくれた夫への温情だろうか。今後も目を見張る必要がありそうだ。