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アナ雪主題歌でMay J.が受けた誹謗中傷!現在消えた理由は3つ

今年でデビュ-15周年を迎えた歌手のMay J.(メイ・ジェイ)が、4ヵ月連続でデジタルシングルをリリースしている。「怒り」や「絶望」、「痛み」といった“今まで言いたかったけど言えなかったダークな感情”を楽曲に乗せている。

これら楽曲の先鋭的なサウンドは、これまでの王道バラードの巧者というイメージを覆す新境地だ。ディズニー映画『アナと雪の女王』主題歌から7年。社会現象的な大ヒットは称賛だけでなく、多くの誹謗中傷の声も運んできたという。

そんな彼女が、当時の誹謗中傷や現在の思いなどをインタビューで明かしている。現在「消えた」と言われてしまっているMay J.だが、その背景と「アナ雪」主題歌は切っても切り離せない関係がある。

歌唱力抜群で「歌姫」の称号

May J.は、東京生まれの歌手。日本人の父親に、イラン系の母親というバックグラウンドをもっているため、ハーフということになる。芸名の「May J.」は、本名の「芽生」(めい)に、ミドルネームの「Jamileh」(ジャミーレ)の頭文字を合わせたものだ。「Jamileh」とは、ペルシア語で「美しい」「才能あふれる」という意味だという。

マルチリンガルの家庭に育ち、英語は日本語と同等レベルに話せるという。音楽に関しては幼少期から英才教育を受けており、8歳の時点でオペラソングをステージで歌唱している。

10代の時にも、国内外の様々な音楽のコンテストで受賞している、実力者の彼女だ。2008年にミニアルバムでデビューを果たすと、当初はなかなかセールスが伸び悩んだものの、21歳のときにリリースしたセカンドアルバムがロングセラーとなり注目を集めるようになる。

また、テレビ朝日「関ジャニの仕分け∞」では、カラオケ得点対決で26連勝という驚異的な成績を見せ、その歌唱力は高く評価されており、「歌姫」と称されてもいる。

アナ雪から7年 May J.が受けた誹謗中傷

そんな彼女のターニングポイントとなったのは、ディズニーのアニメ映画「アナと雪の女王」の主題歌である「Let It Go~ありのままで~」だ。この楽曲が彼女の知名度をさらに上げることとなったのは事実だが、一方で、誹謗中傷を受けるきっかけともなってしまった。

今回のデジタルシングルリリースを受けてのインタビューで、May J.は誹謗中傷について以下のように語っている。

「このプロジェクトで一番最初に作った「Can’t Breathe」は多くの人が苦しんでいる、SNSでの誹謗や中傷にどうやって向き合っていくかを歌っています。私自身、言葉のナイフに傷つけられて、思いを発信することすらできなかった経験があったので」

彼女はそれを、「『Let It Go』がヒットした頃のこと」だと説明する。ヒット曲が自身の曲ではなかったことや、前述のようにカラオケ番組で活躍していたことも重なって、当時は何を発言しても、「人の歌で」「他人のふんどし」などと、すべてマイナスに受け取られてしまったと告白する。

もちろんヒットしたからには、ポジティブな応援もたくさんあった。それでも、100個のコメントの中に1つあるような誹謗中傷が、心を深くえぐったという。先日も横浜スタジアムで「Let It Go」を歌唱したMay J.だが、当時のことを完全に乗り越えるのは難しいと彼女は語る。

「難しいですね。この傷とは一生付き合っていくんだろうなと感じています。それくらい、言葉のナイフって人の心を深くえぐるものなんだということを知ってもらいたいです」

しかしそのうえで、楽曲自体は今でも大切で、これからも歌っていきたい思い入れがあるものだという。

「『Let It Go』は今でも大好きなんです。ディズニーソングを歌うのはずっと夢だったし、何より何回歌っても歌い甲斐があるので、これからもずっと歌い続けたい大切な曲であることに間違いはありません」

消えた理由は3つ?アナ雪の功罪

出典:マイナビニュース

今でこそデジタルシングルを連続リリースしていることで話題となっているMay J.だが、しばらくの間、あまり表舞台に出てくることがなく、「消えた」とも言われてしまっていた。

消えた理由① アナ雪にまつわるいざこざ

1つめは上記で本人も説明していたように、「アナ雪」で誹謗中傷を受けてしまったことだろう。主題歌を担当したMay J.だったが、劇中歌を女優の松たか子が担当しており、またそちらが高く評価されたことからも、「なんでエンディングはMay J.が歌ってるの?」などとバッシングを受けるようになってしまった。

当時からそういった声はMay J.の耳にも入っていたようで、TBS系ドキュメンタリー番組「情熱大陸」でも、主題歌には劇中歌とエンドソングの2種類あることが一般的だと知られていない現状に苦悩している胸の内を明かしていた。

松たか子のイメージが先に出来上がってしまい、あたかもMay J.が便乗しているかのように受け取られてしまったようだ。それでも担当している以上は、責任感をもって歌い続けたい、と気を引き締めていた彼女だった。

消えた理由② カバーソングが多い

こちらも本人も自覚していることだが、May J.にはオリジナルのヒット曲があまりなく、そのために「プロがカラオケやってる」「カバーソングしかない」という評判を受けるようになってしまったのだ。

同じように他人の曲をカバーする歌手は数多くおり、中でも徳永英明などは近年では自身の曲はリリースせずにカバーアルバムを数多く出しているイメージだが、それでも過去に「壊れかけのRadio」「レイニーブルー」などのオリジナルのヒット曲が数多くあることから、バッシングはされないのだろう。

カバー曲しかヒット曲がないということでバッシングを受けた歌手には過去に、「亜麻色の髪の乙女」で大ヒットした島谷ひとみなどがいる。彼女らのような歌手が、「他人が作ったものを我が物顔で歌うな」などという非難を受けてしまうことは多々ある。

消えた理由③ 業界関係者から低評価?

こちらの信憑性は定かではないが、ある情報では、業界関係者が27時間テレビでのMay J.の選曲に呆れてしまった、というものがある。27時間テレビ内の「本気カバーFNS歌謡祭」で、May J.が選んだのが、落語家が作詞・作曲したコミカルな曲で、テレビ局関係者は「???」となってしまったようだ。

また、その次の曲も、期待していたような王道バラードからは遠くかけ離れたもので、この関係者は「情けなくなって思わずテレビを消してしまった」と表現したほどだった。

この3つめの理由については定かではないが、少なくとも①②に関してはMay J.本人も承知しているところ。それもあるから、今回彼女は今までのイメージ脱却を図り、ダークなイメージのオリジナル曲を今立て続けにリリースしているのだろう。

この取り組みが彼女の新たなターニングポイントとなり、これまでのイメージから脱皮を図れるだろうか?注目が集まる。