お笑いコンビ「霜降り明星」のせいやさんが、2024年12月13日放送のTBS番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』（金スマ）に出演し、高校時代のいじめ体験を明かしました。
せいやさんの勇気ある告白と、それを笑いで乗り越えたエピソードが、多くの視聴者に感動を与えています。
高校時代に受けたいじめとその影響
せいやさんは高校1年生の頃、些細なことがきっかけでクラスの標的となり、机を逆さまにされるなど過酷ないじめを受けました。
このストレスから円形脱毛症を発症し、追い詰められた状態に。
母親や先生にも助けを求めることができず、一人で苦しむ日々を送っていたといいます。
文化祭でのコントが人生を変えた瞬間
そんな中、文化祭で披露した自作のコント「リアル桃太郎」が大きな転機に。
せいやさんの全力の演技にクラスメイトが爆笑し、彼の見方が一変。いじめの状況が改善され、彼自身も自信を取り戻すきっかけとなりました。
この経験を通じて、せいやさんは「自分の好きなことを見つけ、それに没頭することで状況を変えられる」との思いを抱いたと語っています。
『金スマ』での母親の証言と視聴者の反響
番組では、当時のせいやさんの様子を知る母親のアンケートも紹介され、再現ドラマで壮絶なエピソードが再現されました。
スタジオの出演者たちは涙を浮かべながら、せいやさんの話に耳を傾けていました。
この放送を受け、視聴者からは「感動した」「せいやさんの強さに勇気をもらった」といった声が多数寄せられています。
霜降り明星せいや、自伝的著書『人生を変えたコント』が話題に
霜降り明星のせいやさんが、自身のいじめ体験を基に執筆した自伝的著書『人生を変えたコント』が大きな注目を集めています。
この本では、高校時代に受けたいじめの具体的なエピソードや、文化祭で披露したコント「リアル桃太郎」によって状況を打開した経験が詳細に綴られています。
また、「笑いが人生を変えた」というせいやさん自身の信念が込められた内容は、多くの読者に勇気と感動を与えています。
発売から5日で10万部を突破し、いじめに悩む人々や教育関係者からも支持を受ける話題の一冊となっています。
現在の活躍とせいやからのメッセージ
せいやさんは現在、お笑い芸人としてテレビや舞台で活躍中。
自らのいじめ体験を「逃げてもいい」「好きなことに没頭することが道を開く」として発信し、同じように悩む人々へのエールを送り続けています。
このエピソードを綴った自伝的小説『人生を変えたコント』も話題となり、多くの読者に勇気を与えています。
まとめ
霜降り明星のせいやさんが語ったいじめ体験は、彼の現在の活躍の原点ともいえるエピソードです。
『金スマ』で明かされた笑いで困難を乗り越えた壮絶な物語は、多くの人々に感動を与えました。
彼のメッセージは、いじめに悩むすべての人への希望として広がっています。
