俳優のムロツヨシ(47)が10月11日ドラマの撮影中に体調不良を訴え、入院した。腹膜炎と診断されたと所属事務所が発表した。
ムロツヨシは現在、主演ドラマ「うちの弁護士は手がかかる」(フジテレビ系)の初回放送が10月13日に控えるほか、嵐の松本潤が主演を務める現在放送中の大河ドラマに出演中。場合によっては、今後の放送スケジュールにも影響が出そうだ。
ムロツヨシが腹膜炎で入院
俳優のムロツヨシが腹膜炎のため、入院したことが分かった。12日、所属事務所のアッシュアンドエーがオフィシャルサイトにて発表した。サイトで「ムロツヨシに関するお知らせ」とのタイトルで報告された。
同事務所は「関係者の皆様・応援してくださっている皆様へ いつもムロツヨシを応援していただき、ありがとうございます。ムロツヨシは10月11日ドラマ撮影中に腹部に痛みを感じ、病院で検査をしたところ腹膜炎と診断され、そのまま入院することになりました」と発表。
ただ、「現在は症状も落ち着き快方に向かっており、体調が回復し次第撮影に復帰いたします」とも伝えられており、この文章から受ける印象としては、退院の日もそう遠くないのではと思わされる。
最後に「関係者、共演者の皆様、応援してくださっているファンの皆様には多大なるご迷惑とご心配をお掛けいたしますこと、心よりお詫び申し上げます」とつづっている。ムロツヨシのSNS更新は、腹痛を起こした11日まで通常通り行われていた。
腹膜炎とは、腸を包んでいる腹膜が何らかの原因によって炎症を起こす病気。原因は様々だというが、多くの場合、胃や十二指腸、大腸などの消化管の壁に穴が空くことで起きる。
また、症例の95%は急性腹膜炎ということで、急な激しい痛みに襲われて初めて発覚するもののようだ。ムロツヨシが手術を受けたのかどうかは発表されていないが、緊急手術となるケースも少なくないという。
悪化すると命の危険にさらされる腹膜炎。「快方に向かっている」とのことなので、大事にいたる前に早期発見できたのではないだろうか。ただ、そうはいっても一般的には数週間の入院期間は見込まれる病気のようだ。