高須クリニック院長が民進党・蓮舫代表らに1千万円の損害賠償
2017年5月17日の衆院厚生労働委員会での大西議員の発言が、高須克弥氏が院長を務める「高須クリニック」などのTVCMが陳腐であり、悪徳美容外科であるかのような内容だったといいtwitterでは「高須クリニック」高須克弥院長が大激怒していた。
「明日、顧問弁護士に連絡しておとしまえをつけます。ただでは済まさせません。ひとくくりにするな」
とツイートし話題となっていた。今回、民進党の大西議員が衆院議員の国会発言にて名誉を傷つけられたとして、美容外科「高須クリニック」高須克弥院長の運営法人が19日、大西議員・民進党・蓮舫代表らに1千万円の損害賠償と謝罪広告を求める訴訟を東京地裁に起こした。
「陳腐なCM」に大激怒『高須クリニック』高須克弥院長の訴状内容
出典:高須クリニックの院長高須克弥氏 公式twitterアカウント
「高須クリニック」高須克弥院長の運営法人が東京地裁に起こした訴状などによると、大西議員は17日の衆院厚生労働委員会で、美容外科の強引な勧誘の問題を質問。その際、陳腐なCM・広告が多いと発言し、その例の一つとして『イエス!まるまる』とクリニック名を連呼するCMを挙げ、明らかに高須クリニックと思われる発言をした。
この民進党の大西議員が衆院議員の国会発言は長年CMで使ってきた「イエス!高須クリニック」を指すことは明らかだと東京地裁に起こした訴状で指摘。
「陳腐なCMとされた上、悪徳美容外科という誤解を生じさせた」
と主張。一方、発言した大西議員は今回の騒動について、
「質疑全体を見れば特定のクリニックの名誉を傷つける内容でないことは理解頂けると思う。主張の内容は分かりませんが困惑しています」
民進党と蓮舫代表は、
「状況が確認できていないのでコメントは控える」
としている。今後の展開に注目したい。