「赤ちゃんの髪の毛がうっすらと外に見えてきて、最後にコムアイさんがいきむ直前、例えようのない感情が溢れて涙がこぼれてきました。そして赤ちゃんがこの世に飛び出し、まだ人になりきっていないような産声を上げたとき、生命誕生の瞬間の凄まじさに打たれ、身も心も震えが止まらなくなりました」と出産を描写した。
子供にはミドルネームも
コムアイのアマゾンでの出産について、「こんな途轍もないことをやり遂げたコムアイさんのことを、心底誇りに思います。そして、全ての人間がお産を通して生まれてきたという当たり前の事実に対して、改めて言いようのない愛を感じざるを得ません」とつづった太田氏。
また「今回はお産のための滞在ではありますが、博士論文のためのフィールドワーク以来6年ぶりに長期間過ごしているアマゾンで、本当に多くのことを学び、感じています。今後、様々な活動に発展させていけるよう、引き続き前に進んでいきます」と意気込み。
「コムアイさんが妊娠して以来、日本にいたときから数えきれないくらい多くの方々に支えてもらい、ここまで来ることができました。僕たちに関わり、応援してくださる全ての皆様に対して、本当に心から感謝します。ありがとうございました！」と感謝の思いを伝えた。
また、子供にはミドルネームもつけたという。日本人同士の子供でミドルネームというのはなかなか馴染みがないが、海外の出産だと可能になるのだろうか？ミドルネームは「ヒ」だといい、現地語でも日本語でも「火」を意味するという共通点からこの名前にしたようだ。
アマゾンでの出産宣言時には批判も
実際にお産をやりとげた今となっては過ぎた話だが、コムアイがアマゾンでの出産を宣言したときには批判も食らった。妊娠を発表したのが今年の3月、そして5月に「ある意味「一番安全」なのが、アマゾンなんじゃないかという結論になりまして」と、第一子をアマゾンで出産する意思があることを宣言。
