がん闘病中の森永卓郎氏が「半年生きたい」余命は?息子は誰なのか

余命は?「半年生きたい」

そんな中、翌月の頭にはTBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」に病室から電話で生出演。「抗がん剤が合わなかった」と説明し、体調が急激に悪化したことで「このまま死ぬだろうなと思った」と不安なコメントも。

普通の人ではそのような反応は起きないそうですが、森永氏には相性の悪い薬だったと説明。結局その後処置を受け、薬を変えたことで体調が好転。起こせなかった体が起こせるようになった、など喜びを語っていました。

「仕事も続けたい」と意欲を見せ、前向きに病気と向き合う森永氏に生島ヒロシは「全国の皆さんがこれからの森永卓郎さんの推移を注視していますからね!よし、ファイト~!」と力強くエールを送っていました。

その後もことあるごとに治療の経過が注目されてきたのですが、1月上旬には抗がん剤治療をやめ、免疫療法に切り替えたといいます。

しかし、余命については医師から厳しい宣告を受けていたようです。ステージ4のすい臓がんは余命が短いといい、医師はがんを宣告した段階で「2ヶ月」「春前まで」と伝えたといいます。

このたび3月27日に「Nスタ」でインタビューが放送されると、森永卓郎氏は自分の余命もあわせて学生たちへの思いを語りました。森永卓郎氏は獨協大学の教授でもあることで知られています。

森永氏はこの4月からの大学2年生のゼミ生をすでに採用しているといい、「半年あれば“森卓イズム”を叩き込めるんですけど」と森永節を披露。「やっぱり少なくとも半年は生きてないと、彼らに申し訳ないなと思ってて。正直に言うと、できれば半年生きたい」と語りました。

「理想的には彼らが卒業する2年後まで生きられたら、理想的だなって思ってます」とも語り、学生たちへの思いを明かしました。

また、インタビュアーの井上貴博アナが「人生で、次これやりたいんだってものがあれば」と尋ねると、森永氏は「私はもう本当に闘い続けて死ぬって決めたんです。とにかく権力と闘いながら死ぬぞって」と力を込めました。

医師から最初に宣告されたときに「春までもたない」「桜は見られないだろう」と言われたことにも触れ、「どうやら見られそう」「今月末に家族で集まって花見をする。人生初めてですね」と喜びを滲ませました。

森永卓郎氏の息子も著名人?

そんな中で、森永卓郎氏ががんを公表したからというわけではないですが、森永卓郎氏の息子のメディア露出も最近ふえているのをご存じでしょうか。森永氏の長男・森永康平氏も同じく経済アナリストなんですね。

森永康平氏は大学卒業後には証券会社などでアナリスト・ストラテジストとしてリサーチ業務に従事。その後はアジア各国で新規事業の立ち上げや法人設立を経験し、事業責任者やCEOを歴任してきました。マスコミへの露出も、テレビやラジオへの出演があるほか、著書も多数です。

今年1月に放送された文化放送「新春経済スペシャル 森永卓郎と森永康平の親子経済学」にも、父子でそろって出演していました。この際、長男の康平氏も「何となく(気持ちの)整理はできているが、本人が元気で実感が沸かない」などと述べるほか、家族から父への思いを伝えていました。

1月に入院中の父・森永卓郎氏とYoutube動画を撮った際にはたくさんの激励コメントがついていました。また、卓郎氏の入院中には各メディア出演や講演などで代打を務めたといいますよ。

父子で同じ職業につき、有事の際には代打を務めるなんて、親孝行ですよね。森永卓郎氏も、息子が立派に育った姿を嬉しく思ったのではないでしょうか。

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