小林製薬の紅麹サプリで話題のプベルル酸とは?何がだめなのか?

小林製薬が製造する「紅麹」を含む健康食品の摂取により、腎臓病などの疾患を発症したという問題で、新たに2人の死亡が確認されました。小林製薬は、遺族から「紅麹コレステヘルプ」を摂取し、腎臓病の症状が現れたとの報告を受け、「原因となった可能性がある」として調査を行っています。

小林製薬の紅麹サプリ問題

大学病院の医師によると、この問題が明るみに出る前の昨年11月から先月にかけて、70代女性1人と50代女性2人が、尿の泡立ちや健康診断で腎機能の異常が指摘されるなどの症状を訴え、当該病院を受診しました。3人とも持病はなく、腎機能の低下が見られたとのことです。

この問題に関連して、小林製薬の「紅麹」を含む健康食品を摂取後、2人が死亡し、106人が入院していたことが判明しています。会社は新たに2人が亡くなったと遺族からの連絡を受け、摂取時期がそれぞれ2021年ごろと2022年初めごろであることを明らかにしました。問題となった製品は、2021年4月から12月までに製造されたもので、原因究明のための調査が行われています。

この問題に関して、大阪市は「紅麹コレステヘルプ」など3種類の製品に対し、食品衛生法に基づき回収を命じる行政処分を行い、また、関連企業にも調査を進めています。これにより、製品摂取後に死亡した人数は4人に上がりました。

小林製薬の紅麹サプリに入っていた成分

厚生労働省は、小林製薬(大阪市)の機能性表示食品における健康被害の問題について、29日に発表しました。調査の結果、小林製薬のサプリメントには意図せずに「プベルル酸」という物質が含まれていたことが判明しました。

今後、小林製薬と厚生労働省は、この物質の毒性などについて調査を進める予定です。

プベルル酸は青カビから生成される天然の化合物であり、混入の原因については現時点では明らかではありません。この物質は抗生物質としての性質を持ち、抗マラリア効果があるほど毒性が高いとされていますが、腎臓への影響については不明です。

小林製薬は特定のロットにプベルル酸が含まれていたことを確認しています。これまで同社はこれを「未知の成分」と表現していました。

ただし、プベルル酸が健康被害の原因であるかどうかは明らかではないため、小林製薬と厚生労働省は今後、毒性を動物実験などで評価していく予定です。

プベルル酸とは

小林製薬

プベルル酸(p-ブロモベンゾイルアセトン)は、有機化合物の一種であり、カルボン酸誘導体です。その化学構造は、ベンゼン環にブロモ基とアセチル基が結合したものです。化学式はC9H9BrO2で表されます。

プベルル酸は通常、白色の結晶性粉末として存在し、室温で安定です。主に有機合成化学の分野で用いられます。具体的には、カルボン酸とアルコールをエステル反応させる際の触媒として利用されることがあります。この反応は、有機合成で広く利用される基本的な反応の一つであり、プベルル酸はその触媒として優れた性能を示します。

また、プベルル酸は医薬品合成においても重要な役割を果たします。さまざまな医薬品の合成工程で中間体や触媒として使用されることがあります。

このように、プベルル酸は有機合成化学や医薬品工業において重要な役割を果たす化合物の一つです。

【上記ChatGPTから】

紅麹サプリ

現在2024年3月29日では、小林製薬以外の紅麹に関してはなんの問題もないとの報道です。

このしかし、プベルル酸という新しい有機化合物の名前が出てきたことで、他の会社の紅麹はいったいどうなっているのか?

という話しもよく聞かれるようになってきました。

紅麹サプリは以下の通り

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楽天市場で見る紅麹サプリ一覧

公式の発表や問題のある全紅麹商品の一刻も早い特定を期待しています。