「Shall we ダンス?」などの周防正行監督が紫綬褒章受章!周防監督とは!?

「Shall we ダンス?」などの周防正行監督が紫綬褒章受章

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日本政府が2016年春の褒章受章者を28日に発表。受章者は26団体と704人(うち女性199人)。

学問や芸術で功績を残した人に贈られる紫綬褒章に映画監督の周防正行氏が選ばれ受章話題となっている。

周防正行監督は紫綬褒章受章の知らせに

「デビューから32年で8本しか撮ってなくて申し訳ない」

と恐縮しながらも感激していたそうだ。来年には新作の撮影を控え、

「今までの自分のやり方が通用しそうにないものをやります」

とコメント。

紫綬褒章受章を受賞の周防正行監督とは

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周防正行監督は、1984年公開の「変態家族 兄貴の嫁さん」でデビュー。その後、「Shall we ダンス?」「それでもボクはやってない」などを製作。

幼少時は野球好きだった周防正行監督。野球をするために中学はわざわざ越境入学してまで武蔵工業大学附属中学校・高等学校に進学そうだ。

しかし、周防正行監督は野球の道を中学2年の時に肘を痛めて断念。高校卒業後に2年間浪人生活を送る。

1981年、立教大学文学部仏文科卒業後、在学中に非常勤講師として来ていた蓮實重彦の講義「映画表現論」に出会い、映画監督を目指そうと決意したそうだ。

1984年にピンク映画『変態家族 兄貴の嫁さん』で監督デビュー。朝日新聞で蓮實がその年のベスト5にあげた。その後、1989年の『ファンシイダンス』で一般映画に進出。

1992年に『シコふんじゃった。』。1998年『Shall we ダンス?』で周防正行監督は日本アカデミー賞。

2008年、『それでもボクはやってない』が2007年度キネマ旬報ベスト・テン日本映画部門の1位に。2009年、妻の草刈民代とともに第2回プラチナ夫婦アワードを受賞。

2013年には『終の信託』で毎日映画コンクール日本映画大賞を受賞。翌2014年、山路ふみ子映画賞において第31回文化賞を受賞。

周防正行監督の作品

p2_g0009037w楽天市場 それでもボクはやってない 周防正行(監督、脚本)

映画
・変態家族 兄貴の嫁さん   (1984年)
・ファンシイダンス     (1989年)
・シコふんじゃった。    (1991年)
・Shall we ダンス?      (1996年)
・それでもボクはやってない (2007年)
・ダンシング・チャップリン (2011年)
・終の信託         (2012年)
・舞妓はレディ       (2014年)

小説
・シコふんじゃった。(1991年12月、太田出版)
・Shall we ダンス?(1996年9月、幻冬舎)

エッセイ・ノンフィクション
・『Shall weダンス?』アメリカを行く(1998年2月、太田出版)
・スタジアムへ行こう!―周防正行のスポーツ観戦記(2000年9月、角川書店)
・インド待ち(2001年3月、集英社)
・アメリカ人が作った『Shall we dance?』(2005年4月、太田出版)
・それでもボクはやってない―日本の刑事裁判、まだまだ疑問あり!(2007年1月、幻冬舎)
・周防正行のバレエ入門(2011年4月、太田出版)
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