今年10月の『秋の改編』に伴い、大御所といわれる芸能人の番組が多く終了するという。
これまで日本の情報・バラエティ番組を仕切ってきた大物司会者たちのギャラが高くなり世代交代が始まったようだ。
大物司会者の1人明石家さんまは、31年半と長きにわたり続けてきた『さんまのまんま』(フジテレビ系)は9月いっぱいで終了する。
明石家さんま(61)が自らのラジオで
「俺、ギャラが高いねんな。とうとう制作費が俺に追いつかず」
と、31年半と長きにわたり続けてきた『さんまのまんま』理由を告白した。
『秋の改編』大御所芸能人の番組終了!加藤浩次に白羽の矢
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明石家さんまに続いて改編で消える大物芸能人の番組が2つ。所ジョージ(61)の『所さんのニッポンの出番』(TBS系)と、内村光良(52)の『真実解明バラエティー! トリックハンター』(日本テレビ系)。
「局のホンネは高額なギャラ。所、内村とも1本200万円前後といわれており、特に日テレはコストカットが命題とされている。さらに『トリック~』はベッキーの騒動による降板があった」
と、芸能関係者。そんな大御所たちの後継者の筆頭が加藤浩次(47)だという。
現在、レギュラーは朝の情報番組『スッキリ!!』(日テレ系)をはじめ、5本。そのうち4本が司会で、番組制作者からすれば安定感は抜群のようだ。
加藤浩次は大御所たちに比べ、ギャラも80万円~と二桁で安め。特番の司会が多い。今後の情報・バラエティ番組は加藤浩次の天下だと言われている。
加藤浩次が起用される理由
出演者の世代交代と、制作者側の世代交代は密接に関わっているという。『金曜★ロンドンハーツ』や『アメトーーク!』などを手がけるテレ朝の名物プロデューサー・加地倫三氏は47歳。
『ワイドナショー』や『ダウンタウンなう』などを手がけるフジの中嶋優一氏は44歳。現在、制作現場で指揮を執っているのは40代が中心。
昔からつき合いのある場合は別だが、自分と世代が離れたタレントは正直、扱いづらい。おのずと40代の加藤浩次世代の起用が増えてくる。
今後の加藤浩次の活躍に注目したい。