ブラックペアン シーズン2のあらすじは？
「ブラックペアン」は、「チーム・バチスタの栄光」などで知られる海堂尊の小説「新装版 ブラックペアン1988」をもとにしたメディカルエンタテインメント。主演の二宮和成は、天才的な手技（縫合技術）を持つ孤高の天才外科医・渡海征司郎（とかい せいしろう）を演じます。
患者の命を第一に考え、同僚の医師に対しては厳しい言動をする渡海（二宮）。シーズン1では、そんな傲慢な性格と言動から「オペ室の悪魔」とも言われる渡海が、「外科医の腕を全く必要としない」という最新の医療機器の導入の影に隠された不正や過去を巡り、大学病院と真っ向から立ち向かって行く様が描かれました。
皮肉屋で「ダークヒーロー」とも称される渡海は、二宮和也にとっての初めての外科医役。「ペアン」というのは外科手術で使われるハサミのような形をした医療道具で、医療ドラマをよく見る方にはおなじみのアレですね。
本作のタイトルにもなっている黒いペアン（ブラックペアン）は、内野聖陽演じる「神の手」をもつトップ医師の使用する特別なペアンで、手術の締めくくりに使う器具。この黒いペアンに隠された真実を巡る展開が、ドラマの見どころとなっていました。
このたびのシーズン2では海堂尊の小説「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」を原作とした物語がつづられるといいます。「ブラックペアン」シリーズ（ブラックペアン1988、ブレイズメス1990、スリジエセンター1991）は累計発行部数160万部を突破していて、ファンから熱烈な支持を受けているシリーズです。
現段階でシーズン2のあらすじは発表されていませんが、原作となっている小説はわかっているので、原作を読んだ人はある程度あらすじも予想できるかもしれませんね。
原作によれば、この世でただ一人しかできない心臓手術をするものの、金の亡者でもあるという世界的天才外科医を日本に連れ帰るために奔走したりといったことが起きるようですよ。この天才外科医がキーパーソンとなりそうですね。
ブラックペアン シーズン2のキャストは？
シーズン1では、主演の二宮和也のほか、主要キャラクターとして竹内涼真、葵わかななどが出演しました。市川猿之助なども出演していましたが、昨年に起きた両親を巻き込んでの自殺未遂事件のことを考えると、今作の出演は難しいですよね。
そのほか小泉孝太郎、内野聖陽などが出演したほか、加藤綾子アナウンサーがドラマでのレギュラー出演を初めて果たしたことで話題となったりもしました。
シーズン2のキャストはというと、現段階では主演の二宮和也以外は明かされていません。続報が楽しみですね。二宮和也は続編が決定したことに際し、「6年ぶりにこの作品と再会することになりました」と感慨を表わしています。
「二宮もこの6年間で色んな経験をさせてもらい、その全てをぶつけて挑みたいと思います」としたうえで、「早く日曜日にならないかなぁ！っと皆様に思って頂ける様、スタッフ一同頑張って参ります！」と意気込みを見せました。
原作者でもある海堂尊氏は、自身も続編を心待ちにしていたといい、「今回の作品は前作に増して、ハードルの高いドラマになると思いますが、出演者やスタッフのみなさんと共に、前作を凌駕する作品に仕上げてくれることを信じております」としました。
前作でもプロデューサーを務めた伊與田英徳氏も続編製作の喜びを伝えた上で、続編が製作することができたのは、原作者・海堂氏からもらった「あるアイデア」のおかげだとしています。
その「アイデア」については、ドラマを見ることで明らかになりそうですね。キャスト・あらすじ等の続報も含め、これからたくさん出てくるであろう情報が楽しみです。
