社会現象を巻き起こした連続ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(フジテレビ系)が映画化されると話題になっている。
『昼顔』のキャストには、ドラマに続いて主人公の紗和を上戸彩。不倫相手役の北野を斎藤工が演じると発表。
連続ドラマ『昼顔』で上戸彩の不倫相手を演じ一躍ブレイクした斎藤工。
「作品に出会ったことでいろいろな変化がありました。それぐらい、私にとってはターニングポイントになった大事な作品です」
と、連続ドラマ『昼顔』の映画化に思いを語った。一方、ドラマ・映画と主演の上戸彩は
「私の中でも新境地を開けた作品だと思いますし、映画ではもうひと踏ん張りして、皆さんにもう一歩新しい“上戸彩”を見ていただけるように、そして代表作として認めていただけるようにがんばっていきたいと思います」
と、映画化に向け意気込む。
映画化が決定した上戸彩主演『昼顔』あらすじ
出典:twitter画像
連続ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』は、“昼顔妻”という流行語を生み出し、ドラマ視聴率が軒並み苦戦を強いられる状況のなかで平均視聴率13.9%、最高視聴率16.7%を記録。
ドラマ版『昼顔』のあらすじ
ドラマ版『昼顔』のあらすじでは、紗和と北野それぞれに夫、妻がいるにも関わらず、不倫関係に陥り、それが本気の恋愛に発展。
そして、いつしかそれは明るみに出てしまい、弁護士も交えた示談のうえ、ふたりは別れざるを得なくなる。
ドラマのクライマックスでは、紗和は紆余曲折を経て夫と離婚し、独り身に。そして北野は、離婚しない意志を持つ妻とともに遠く離れた場所に引っ越した。
映画版『昼顔』のあらすじはまだ発表されていないが、ドラマ版『昼顔』の3年後、遠く離れた海辺の町でふたりが出会ってしまうところから始まる。
映画化する上戸彩主演『昼顔』への思いと公開日時
上戸彩は出産を経て、本格的な女優復帰作となったドラマ版『昼顔』。タブーとされる不倫を演じる上戸彩が大きな話題になり、代表作のひとつともなった。
「ドラマの頃は多くの方々が観てくださって反響が大きくて、それとともにとてもやりがいを感じていました。こうして2年経って、改めて映画化することが本当にありがたいと思っています」
と、並々ならぬ想い入れを持って撮影に臨んでいる上戸彩。
「ドラマで最後に工くん演じる北野先生を感じたのは、校内放送での北野先生の告白を学校の外で聞いて泣いているという衝撃的なお別れのシーンだったのですが、クランクインが、ある場所の扉を開けて入ろうとしたときに北野先生の声だけが聞こえるというシーンで。もうそれだけでドラマとリンクして泣きそうになってしまいました。その後はもうスイッチが入ってしまって、終始泣くのを我慢していました」
と、ドラマ版を振り返りながら現場の様子を語っている。また、映画化される『昼顔』の台本について上戸彩は、
「台本を読み終わって閉じたあとにすごく胸が苦しくなって、涙が出てきちゃいました。今は感情移入しながら台詞を覚えていますが、どのシーンでも泣きそうになっています」
日本中の女性がうっとりするような美しく、濃密なラブシーンに今回の映画化される『昼顔』で上戸彩は臨むという。
監督と脚本は、ドラマ版『昼顔』から続投の西谷弘監督と井上由美子氏。撮影は9月24日から11月上旬を予定。公開日時はまだ未定だが、2017年初夏とのことだ。
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