人気俳優・松山ケンイチが11月19日に映画「聖(さとし)の青春」(森義隆監督)の初日舞台あいさつに登場した。
映画「聖(さとし)の青春」は、29歳という若さで亡くなった伝説のプロ棋士・村山聖の生涯を描いた作品。
映画「聖(さとし)の青春」プロ将棋棋士・村山聖に出会った松山ケンイチは
主人公の伝説のプロ将棋棋士・村山聖を演じた松山ケンイチは、
「もし村山聖という役をやらせていただけたら、きっと5年に1本の作品になると思った」
と、映画「聖(さとし)の青春」という作品について心境を告白。続けて
「撮影していたら、10年に1本だなと思った。撮り終えて、自分でも思ってもみなかった景色を東出(昌大)くんと見ることができた」
と、伝説のプロ将棋棋士・村山聖を演じたことに感慨深げに語る松山ケンイチ、
「プロモーショをやってる中で、きっと一生に1本(の作品)だろうな、と思った。ものすごく自分の中で大きかったんだなと実感した。」
「村山さんと出会えて、村山さんを愛すことができて、本当に幸せだなと思います」
と、映画「聖(さとし)の青春」で伝説のプロ将棋棋士・村山聖に出会えた事に幸せだったと笑顔で語った。
映画「聖(さとし)の青春」原作・あらすじ・キャスト
映画「聖(さとし)の青春」の原作は、大崎善生氏のノンフィクション小説「聖の青春」が。
ノンフィクション小説「聖の青春」では「東の羽生、西の村山」と称されるほどの実力を誇りながら、難病のため29歳の若さで亡くなった村山九段の生涯を描いている。
映画「聖(さとし)の青春」では松山ケンイチが村山聖、東出昌大がプロ棋士の羽生善治を演る。
そのほかのキャストに村山聖と共同生活をしながら支えた師匠・森信雄役でリリー・フランキー、弟弟子の江川役で染谷将太も出演。
映画「聖(さとし)の青春」で役づくりで20㎏増の松山ケンイチ
松山ケンイチは映画「聖(さとし)の青春」の役作りのために約20キロ増量したことが話題を集めていた。
しかし、今回の初日舞台挨拶ではスリムな姿に戻ったことでリリー・フランキーから
「ほんと痩せたよね。コロコロしていたころの松山くんのほうが好きだな」
といじられ苦笑。松山ケンイチは
「よく言われるんですよね。嫁にもそう言われるんですよ。でも村山聖役か相撲取りか二つしかなくなるんですよね。仕事が」
と、映画「聖(さとし)の青春」の初日舞台挨拶会場で笑いを誘った。