スペインで15日(日本時間16日)に行われた「マドリード国際映画祭」で歌手・女優・タレントとしてマルチに活躍する鈴木紗理奈(39)が初の主演となる映画「キセキの葉書」(監督ジャッキー・ウー 8月19日公開)で最優秀外国映画主演女優賞を受賞。
「マドリード国際映画祭」に出席していた鈴木紗理奈は、最優秀外国映画主演女優賞で自信の名前が読み上げられると、驚きの表情を浮かべ壇上に上がり、
「自分の人生の中で主演女優賞というのは考えてみたことはありませんでした。今夜は自分の人生にとって最高の日です」
と、初の主演となった映画「キセキの葉書」で最優秀外国映画主演女優賞を受賞したことに喜びのコメントを発表した。
主演女優賞で人生最高の日から一転!盗難被害で帰国できず
出典:鈴木紗理奈(MUNEHIRO) 公式twitter 画像
マドリード国際映画祭で初主演映画「キセキの葉書」にて最優秀外国映画主演女優賞を受賞し、
「今夜は自分の人生にとって最高の日です」
と、喜びのコメントをしていた鈴木紗理奈だが、同日に歌手活動をしている自身のMUNEHIRO名義の公式ツイッターを更新。
「パスポート盗まれた」「今警察行って来た。パスポート見つからんかったら帰国できひん」「座ってた椅子にかけてたのにいつの間にか取られてた」
と、パスポートの盗難被害に遭ったと報告。人生最高の日から一転してしまい、パスポート盗難被害で帰国することができなくなった。また、
「ホテルの中やったから、防犯カメラ見てもらったら映ってた。プロの泥棒」「大使館月曜まで空いてない」
と、防犯カメラを確認したところプロの泥棒の犯行とみられ月曜日まで大使館が開いていない為「一回限り有効の渡航者用紙」発行できないということだ。
パスポートの盗難被害の為、17日に群馬で開催予定のライブツアー「RED SPIDER47~旅ハ道連レ、縦断斜メ~群馬編」に出演予定だったが出演することができなくなり、
「この度、マドリード国際映画祭出席のため訪れていたスペインにて、パスポート盗難事故にあい、パスポート再発行の手続き上、予定していた帰国日程に遅れが生じてしまう関係で、出演することができなくなってしまいました」
と、MUNEHIRO名義の公式サイトで出演することができなくなったと謝罪した。
最優秀外国映画主演女優賞を受賞した映画「キセキの葉書」
映画「キセキの葉書」の舞台は阪神淡路大震災から半年が経った兵庫県西宮市。鈴木紗理奈が演じる主人公は、難病の娘と生活を送る主婦。
大分県に住む母親は認知症・うつ病を併発し、励ますために毎日ハガキを送り続け、その数は5000通にも及んだ。度重なる試練を乗り越え、ひたむきに生きる主人公を鈴木紗理奈は演じた。
原作は、フジテレビ系バラエティー番組「エチカの鏡〜ココロにキクTV〜」で紹介されて反響となり書籍化された「希望のスイッチは、くすっ」(鳳書院)脇谷みどりさんの実話となっている。