現在は地元・大阪で生活
最近は以前のようにテレビに出ていないために、巷では「死亡説」も出ているほどの山田花子。しかし実際には、このように穏やかな生活を過ごしていることがわかっただろう。
ではなぜ以前のようにテレビに出なくなったかというと、やはり結婚と2児の出産という人生の転換期を迎えたことは大きかっただろう。それに加えて、家庭を築いた後は地元の大阪に「Uターン」し、2人のわんぱく少年を育てるママになっていたのだ。
大阪に拠点を移してからは、なんばグランド花月での吉本新喜劇の舞台に座員として復帰、約16年ぶりに新喜劇に定期的に出演することになったりなど、仕事の仕方もがらっと変わった。
また大阪に拠点を移すことになった経緯については、2021年に「AERA dot」のインタビューに応えた際に説明している。「2012年に長男を生んで、その後もしばらく東京にいたんですけど、大阪での仕事も多くて、移動にすごく時間を取られていたんです。子どもと過ごす時間を優先したかったので、16年に思い切って大阪行きを決めました」としていた。
「劇場の近くに住んでいるから、子どもの送り迎えもできるし、子どもに何かあったらすぐに帰れる。東京で40分～50分かけて電車通勤していた頃と比べると、だいぶいい環境です」とも説明。ただ新喜劇の稽古は楽ではないとし、夜の稽古が多いので夜間は子供の世話は夫に任せているなどとも話していた。
地上波を離れたことに未練は
地上波にあまり出なくなったことについて未練を問われると、「今は強烈なキャラの女芸人がたくさん出ているので、あのままいたら、生き残りは大変だったろうなと思います」と、意外にもあっさりとした返事。
「最近のバラエティーは女芸人が変な格好をしたり、プライベートの映像もいっぱい世に出たりして、大変そう」とした上で、最近の女性芸人では「ぼる塾」が見ていて面白いと話した。
「あと、私が東京のテレビに出ていた頃は、ブサイク芸人は「キャラ」だったけど、今は本当にブサイクだなって（笑）。冗談です」と、元「ブサイクキャラ」でいじられていた山田花子だからこそのボケも。
「女芸人の中には生涯独身を貫く人もいるけど、私は結婚して家庭を持ちたいなという思いが昔からあったんです。だから今、すごく幸せな生活を送れています」と、現在の生活に満たされている様子をうかがわせた。
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