谷村新司さん死去はがんや病気だった?アリスメンバーやさだまさし追悼

「アリス」メンバーら追悼コメント

堀内孝雄は「チンペイさん(筆者注:谷村さんの愛称) 突然の別れに驚きを隠せません。来年のツアーに向けて回復に向かっていると伺っていただけに、とても残念です」と悲痛な胸の内を明かした。

「僕にとってのチンペイさんは、50年来の親友であり、「アリス」のリーダーであり、そして良きライバルでした。学生時代に、『プロにならないかと?一緒にアリスをやろう』と、誘ってくれたとき、心の底から嬉しかった」としみじみ回顧した。

また「チンペイさんが、あの時誘ってくれなかったら、今の僕はありません。ずっと一緒に音楽活動ができたことが幸せでした」と感謝の思いを語った。

「また、いつか空のほとりで一緒にライブをやろうね。もうちょっと待っていてね、キンちゃんと、もう少しだけ頑張るね。心から、ありがとう。安らかに。ご冥福をお祈り申し上げます」と悼んだ。

矢沢透は「時にはいがみ合い、時には抱き合い 幾多の苦難も喜びも共有し、無我夢中で駆け抜けた そして気が付けば51年という長きに渡って谷村と関わるとは…あの日からは想像もしませんでした」と募る思いを吐露。

「若さの灰汁も抜け『これからは本当に音楽を楽しんでやっていこうね』と新しいアリスの始まりに胸躍らせていた矢先のことでした」と、今後のアリスの活動に期待していたことも思わせた。

そのうえで「谷村なら大丈夫、谷村ならきっと戻ってくる、根拠のない確信めいたものを感じておりました。でも谷村は戻ってきませんでした!もういないんです。悲しいというより悔しいんです」と悲痛の胸の内を語った。

「谷村はもう僕たちのみんなの心の中にしか住む場所がないのです。思い出せば必ず胸にやってきます、どうか谷村を忘れないで下さい。今まで谷村をアリスを応援してくださってありがとうございました」とつづった。

さだまさしさん「俺は信じない」

交流のあったシンガーソングライター・さだまさしも公式SNSで追悼の念をつづった。「いやいや、俺は信じない。何度か電話しても出ないから、どっか旅にでも出たに決まってる」と、まだ受け入れられない気持ちで書き始めた。

「出会ったのは51年前。デビューしたてのアリスが長崎にキャンペーンでやって来た。以来、兄貴の如く仲良くしてもらった」と、生前の交流についても語ったさだまさし。甲子園・静岡・軽井沢など全国各地での思い出をつづった。

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