「山下さんは動画配信サービス『Hulu』によってアジアやヨーロッパを中心に世界30の国と地域で配信されている海外ドラマ『THE HEAD』のメインキャストと務め、エンディングテーマを歌っています。ちょうどこの“謝罪文報道”の前日に、作品に携わるホルヘ・ドラド監督や製作総指揮のラン・テレム氏らがSNSで、同作のアメリカでの配信が決まったことを発表し、喜びの声をあげています」
それと今回の謝罪文がどう関わるかというと、アメリカは日本に比べ性犯罪への反応が厳しい国柄。
「山下は女性が未成年という認識はなかった」という事実を強調するためにも、同作がアメリカに進出する前に事実を整えておきたかったのかもしれない。
謝罪文が偽物ということはないだろうが、ひょっとしたらジャニーズから女性サイドへ歩み寄って、なんらかの条件と引き替えに謝罪文を用意してもらうように仕向けた可能性も。
そうでもなければ、女性側からしてみれば、謝罪文を出すメリットもなさそうなものだ。
ジャニーズ退所の可能性も
冒頭で述べたように、タレントの離脱が相次いでいるジャニーズ事務所。
今年に入ってからは元ＳＭＡＰの中居正広、元ＮＥＷＳの手越祐也など。ジャニーズＪｒ.の退所もあった。
つい最近も、TOKIOのボーカル長瀬智也、そして少年隊の錦織一清、植草克秀の退所が発表された。
前社長のジャニー喜多川氏のあとに社長となった（藤島）ジュリー氏は、スキャンダルには厳しい。
元ＮＥＷＳの手越祐也は-言うまでも無く、少年隊の錦織も植草も、かつては女性問題などが報じられたことがあった。
そういう意味で言えば、スキャンダルを起こしたメンバーには居づらい環境かもしれない。
さらに言えば、山下智久はNEWSの脱退後はソロ活動を続けている。グループに所属している時に比べれば、事務所への足かせも少ないだろう。
芸能記者らの中では、世界での活躍を目指している山下本人の気持ちは、もともとジャニーズからは離れつつあったが、今回の件が拍車をかけたというのが通説のようだ。
謹慎明けの早い段階で、退所を発表する可能性もあると記者らは語る。
現段階ではジャニーズからも山下本人からも大きな発表はない。今後の動きを見守る必要がありそうだ。