ふかわりょうの現在は消えた?テレビに出ない理由を有吉が聞いてみた!

有吉弘行がふかわりょうを質問攻め

そんな親しい間柄の2人ですが、自身のラジオに初の書き下ろし小説をひっさげてゲスト出演しているふかわりょうに、有吉弘行がここぞとばかりに質問攻め。

「なんで本の宣伝のためにテレビに出ないんですか?」と素朴な疑問を投げると、ふかわりょうは「テレビだと(本の魅力が)伝わらないんだよね……なんだかんだでラジオが一番伝わる」と返答しました。

この答えに納得がいかなかった様子の有吉弘行は、「でもさ、広く知ってもらうために、バーターでネプチューンさんがやっている『ネプリーグ』とか、ハナコの『なりゆき街道旅』(いずれもフジテレビ系)とかに出てもいいんじゃない?」とし、同じ事務所の芸人のツテを使ってテレビに出られるはずだと追撃しました。

それを受けてふかわりょうは「TOKYO MXで帯番組(※2021年からMCとして出演している「オトナの夜のワイドショー!バラいろダンディ」のこと)をやっているから」などと逃げつつ、回答がしどろもどろに。

的を射ない返答ばかりのふかわりょうにしびれを切らした有吉は、「正直に言ってほしいのよ。『(テレビに)なぜか呼ばれないんだよね』って」といじるも、ふかわりょうは「呼ばれる呼ばれないとかじゃない」との返答。

共演の「宮下草薙」の草薙に助けを求め、「草薙くん、代わりに言ってくれる?」と振るも、「形勢が悪くなったからって僕に振るのはやめてくださいよ」とあしらわれてしまいます。

共演者からも助け舟を出してもらえなかったふかわりょうは、「ひとつも伝わらねーよ! テレビもラジオも、どっちも何も伝わらねーよ!」と大絶叫したのでした。

有吉弘行は「ネットで宣伝すればいい」ともアドバイスを送りましたが、ふかわりょうは「それもそれでやっているけど、裾野を広げたい」との回答。

有吉弘行は「ならテレビに出ればいい」と話を戻すも、ふかわりょうは終始「TOKYO MXとのいろいろな兼ね合いが…」と自身のレギュラー出演している番組のことを言い訳にしていたのでした。

ふかわりょうの現在は消えた?

実際に、ふかわりょうはテレビから消えたと言われるほどに露出が減っているのでしょうか?デビュー当初はまだ慶應大学に在学中で、シュールなネタで笑いを誘っていたふかわりょう。それがいつの間にか、いじられキャラが定着しましたよね。

そうはいってもインテリ芸人であることに変わりはないので、今ではお笑い芸人というよりはコメンテーターや文化人的ポジションで見かけることのほうが多いのかもしれません。ピースの又吉的なポジションでしょうか。

2021年には、9年間にわたってMCを務めていた『5時に夢中!』(TOKYO MX)を卒業し、同局のバラエティー番組『オトナの夜のワイドショー!バラいろダンディ』のMCに就任。これは今でも出演しています。

それでも一時期に比べてテレビ出演が少ないと感じるのは間違いではないと思われます。ふかわりょうは2011年頃に起きていた韓流ブームに対して、韓流批判的なコメントを出している人も少なくなかった中でその動きに共感し、当時のテレビ業界を批判するコメントを出したことで、一時期テレビに出づらくなってしまったと噂されています。

しかしそのまま消えてしまうのではなくて、自らの学歴を活かしてコメンテーター的な役割を果たしていたり、エッセイや小説を刊行するようになったりと、自分ならではの道を見つけたのがすごいですよね。

また事務所の芸人たちが出演するお笑いライブではMCを務めることも多いほか、かねてより音楽活動もしていて、クラブDJなどの活動もあるというふかわりょう。私たちが想像する以上に、現在でもたくさんの仕事を抱えていそうです。