小林麻耶からの批判に市川海老蔵が回答 ネットは海老蔵擁護へ急展開

歌舞伎俳優の市川海老蔵が4月21日発売の「週刊文春」にインタビューで登場し、亡き妻・小林麻央さんの姉でフリーアナウンサーの小林麻耶から昨今受けている批判について、直接謝罪した時の様子などを語った。

これまでに各メディア等で報じられていた内容では、小林麻央さんの治療の方針を市川海老蔵が決めたために麻央さんの容態がよくならなかったことや、麻央さんの闘病中の市川海老蔵の態度へ不満があったことや、海老蔵の女性との交友関係を麻央さんの姉である小林麻耶が暴露するなどし、世間の声は海老蔵批判に傾きつつあった。

そんな中で、海老蔵が雑誌のインタビューに応えたことで海老蔵サイドの視点での今回の件が明るみになり、世間の声は海老蔵を擁護する展開になっているようだ。

海老蔵のブログに小林麻耶が激怒か

同誌によれば、小林麻耶が海老蔵批判を始めたきっかけは昨年10月に、海老蔵が「おかえり、」と題したブログ記事で「本当色々あったけど、おかえり」と投稿したことだという。

小林麻耶が結婚以降、夫からの影響を受けてスピリチュアル系の占いに目覚めたり、スピリチュアル系のブログを始めたりといったことは、これまでに本サイトでもご紹介してきたところである。

そんな中で、夫との別居報道があり、小林麻耶は物理的に夫から離れたことで周りにも「目が覚めた」と話していたなどといった報道も一部メディアではなされた。それとほぼ時を同じくして、海老蔵が「おかえり」といった旨のブログを投稿したのであった。

これに対して小林麻耶は激怒したという。麻耶と夫は別居報道が出ていたとおり、昨年4月に離婚したが、海老蔵に相談した上で公表は控えていたためだ。

すでに相談してあったにも関わらず、海老蔵が小林麻耶とその夫との離婚を示唆するようなブログを投稿したため、麻耶は一連の海老蔵批判を始めたということのようだ。

直接謝罪をするも…攻撃的なブログ

そして、今年3月30日に麻耶は「ご報告」と題したブログ記事を更新。海老蔵から謝罪があったことを明らかにした。

海老蔵は一連の出来事について、3月30日のことは麻耶にLINEでブログの件を謝罪。「会って話をしましょう」と伝えたという。それに対して麻耶は翌31日夜8時頃に「会いたい」と返信したそうだ。

海老蔵は1人で向かい、夜10時30分過ぎから話し合いが始まり、その話し合いはなんと6時間にも及んだという。海老蔵の中では、話し合いの過程で相互の理解は深まったと思ったが、正直よくわからなかった部分もあったという。

スピリチュアルな夫に感化されているためか、麻耶が「麻央がこう言っている」などと発言し、亡くなった麻央さんが“降臨”していることを示唆する場面もあったのだとか。

長きにわたった話し合いは朝4時30分頃に終わり、最後には麻耶も「気をつけて帰って下さいね」と和やかな様子を見せていたという。

それなのに、うってかわって激怒のブログが投稿されたというから驚きだ。話し合い後の4月3日に更新された麻耶のブログでは、海老蔵ファンから誹謗中傷を受けたとして「お詫びの連絡をしたことは本当だとブログに書け!!!!」と海老蔵批判を再開したのだ。

海老蔵は一連の出来事についての麻耶の対応に対して、「さっきまでここにゴールがあったのに、次はあっちに移ったりする。でも謝罪する立場で、『違うじゃないか』と言うことはできませんでしたから‥‥」と苦しく複雑な心中を吐露していた。

世間は海老蔵に同情で新局面

この騒動は当初、小林麻耶が海老蔵の行為を暴露すればするほど、妻をないがしろにした海老蔵と、そんな海老蔵のせいもあり悲劇的に妹を亡くした小林麻耶、といった構図が見え隠れし、小林麻耶に同情の声が集まっているようだった。

しかしその後、麻耶の発言が過激化していくにしたがってネットの雰囲気は「どっちもどっち」、「もううんざり」と変化していったようである。そしてそれに追い打ちをかけるように今回、海老蔵が初めて公式に回答したことで、風向きは海老蔵擁護に転じたようにもうかがえる。

現在は麻耶への批判が増えているようだ。麻耶のYouTubeでの海老蔵批判動画なども、昔の穏やかな彼女はどこへいってしまったのか?というくらい、高圧的で乱暴な言葉遣いなど、見ていていい気持ちのするものではない。

ネット上でも海老蔵のインタビュー記事に関して、海老蔵を擁護するものが多い。「麻耶さん側の言い分とはずいぶん違った内容」「20時に呼び出して、22時半から6時間に及ぶ話し合いとは、普通の感覚ではない」「残念ながら、世間の大半を味方に付けているのは海老蔵」「ゴールがすぐそこにあったのに、すぐ違うところにゴールが変わるっていうの、すごいよくわかる」など海老蔵を擁護する、海老蔵に同情するといった内容の感想の声が多数書き込まれているのが現状だ。

海老蔵が謝罪をしてもなお、「直接頭を下げて謝罪してもらっていません」と反論し、かつ「文春の記事は読む気にならないので買わない」とも宣言している小林麻耶。この一連の騒動に決着がつくことは果たしてあるのだろうか。