稲葉浩志（B’z）が、今年4月13日に放送がスタートするフジテレビ系木曜劇場ドラマ「あなたがしてくれなくても」の主題歌と挿入歌を担当することがわかった。主題歌はドラマのために書き下ろし、挿入歌は井上陽水のカバーだという。
「あなたがしてくれなくても」は、ハルノ晴の同名マンガを原作としたドラマ。夫婦のセックスレスを取り扱った内容に加え、豪華俳優陣の出演で以前から注目が集まっている。
ドラマの楽曲をB’z稲葉浩志が提供
B’zの稲葉浩志が、フジテレビ系ドラマ「あなたがしてくれなくても」（4月13日放送開始）の主題歌と挿入歌を担当する。今回はB’zとしてではなく、稲葉浩志としてソロプロジェクトでの参加となる。
これまでもB’zとしては、月9「ブザー・ビート～崖っぷちのヒーロー～」（2009年）の主題歌「イチブトゼンブ」や、月9「SUITS／スーツ」（2018年）の主題歌「WOLF」など、鮮烈な楽曲を提供してきた稲葉。
ソロでは2015年にWOWOWで放送されたドラマ「誤断」の主題歌を担当した稲葉浩志だが、民放ドラマの主題歌は今回が初となる。「あなたがしてくれなくても」の主題歌となる「Stray Hearts」は本作のために書き下ろされた新曲だ。
「息遣いはすぐそばに 聞こえるのに触れられない」「思いは同じはずなのに」など、ドラマの登場人物たちのすれ違う心情に寄り添った、切ない歌詞がつづられているのにも注目だ。
楽曲について、稲葉は「本当は互いにもっと寄り添いたいと思いながらもすれ違い、じりじりと行き場をなくす感情、それでも何かを信じたい希望、登場人物たちのそんな心の彷徨（ほうこう）を歌にできたらと思い『Stray Hearts』を作りました。ドラマとともに皆様に届くと嬉しいです」とコメントしている。
また挿入歌は、稲葉浩志がカバーする「ダンスはうまく踊れない」。この曲は、井上陽水がのちに自身の妻となる石川セリに提供した作品で、1977年に彼女の6thシングルとしてリリースされてから、1984年には井上がセルフカバーしたことでも知られている。
