結婚発表の小出恵介が俳優活動を本格復帰!主演映画に意気込み

久々の主演作に意気込み「力添えできることあれば」

本作は2月10日から公開ということで、エンターテインメント・ウェブマガジンの「OVO」が、俳優の小出恵介にインタビューを敢行した。俳優活動への復帰自体は2020年にしているのだが、今回は日本の映画、かつ主演ということで、本人にとっても意味のある作品となることだろう。

小出恵介にとって、本格的な主演復帰作品となる今作『銀平町シネマブルース』。「オファーを受けたときの気持ちは?」という質問に対し、オファーを受けたのは2021年の夏頃だと振り返る。

「ちょうど僕が復帰して初めて出演した連ドラの直後で、映画にも復帰したいと思っていたところだったので、非常にうれしかったです」と当時の喜びの気持ちを語った。ただ、その時点ではまだ本作の脚本はなく、主演が小出であることと、映画を題材にした作品と決まっていたぐらいだったそう。

具体的なイメージとして過去のいくつかの映画を提示され、「さすらいの男」の雰囲気や、「下町にたむろする人間たちの群像劇」といったイメージを受け、それを聞いて面白そうだなと思ったという。

また、学生時代には自ら映画を撮っていたこともある小出恵介。自身が高校時代に8ミリで撮ったのは、短いミュージッククリップのような作品だとし、「演じている中で、意図せずそういう自分の記憶がフラッシュバックする部分はありました」とした。

続けて「しかも近藤は、一度挫折して映画の世界から離れていた過去があるわけですが、僕自身もそういう経験をしたので、そこは素直に、自分が学んだり、感じたりしたことを役に昇華できたらと思っていました」とした。

またインタビューの最後の、「本作の舞台となる『銀平スカラ座』同様に、今、小さな映画館は苦しい状況に置かれています。その点についてはどんな思いがありますか」との質問には、映画好きとしての一面がうかがえるコメントも。

「映画ファンとしては、ミニシアターが困窮している今の状況はつらいです。僕が力添えできることがあれば協力したいですし、そこにしかない魅力がもっと伝わるといいのかなと。この映画が、少しでもそういうことに役立ってくれたら本望です。それが一番のテーマですし、作品が最も昇華されることになると思いますから」とした。

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