シンガーソングライターのBONNIE PINK（50）が、今月7日にデジタルシングル「HANABI Delight」を配信リリースする。
40代になってから結婚、出産という転機を経験した彼女は、昨年から徐々に音楽活動を再開させた。
今月16日からは8年ぶりとなる全国ツアーをスタートさせるほか、今年9月には11年ぶりのアルバムも発売するということだ。そんな彼女がスポーツ報知の取材に答えたということで、現在のBONNIE PINKの姿に迫ろう。
BONNIE PINKは出産を機に音楽活動をセーブ
1995 年のデビューから「Heaven’s Kitchen」（1997年）や、本人の1番のヒット曲であり、日焼け止め・アネッサのCMソングに起用され大ヒットを飛ばした「A Perfect Sky」（2006年）などの名盤を連発し、同曲を引っ提げてNHK紅白歌合戦にも出場したBONNIE PINK。
「Heaven’s Kitchen」のヒットは、歌詞が英語では売れないという日本の音楽業界の常識を覆し、新たな女性シンガーソングライター像を確立し、のちのJ-POPの大成にも影響を与えたことだろう。
だが2017年、第１子となる女児を出産したことが彼女の転機となった。「子育ての時間を大切にしたい」と迷いなく音楽活動をセーブ。スポーツ報知の取材では、「年齢的にも考えて、子育ては一回きり。人生で一度きりの出来事が毎日見られるとなったら、どうしても優先したくなってしまって」と話したという。
