出身は愛媛県で、一人称には「わし」が混じることも。近畿大学在学中には、お笑い芸人になる気はまったくなかったものの、イケメンである先輩から勧誘されたことをきっかけに落語関係の研究会に所属していたという。
芸人になろうと考えている人は研究会にはおらず、ヒコロヒー自身も同じように熱意はあまりなかったようだが、大学祭で披露した一人コントが松竹芸能の目に止まり、スカウトされ、特待生として養成所に入ったのだとか。その後、学業との両立が困難になり、大学は中退している。
芸歴は2021年で10年となる。漫談から1人コントまで幅広いネタをもつが、大喜利には自信があるようで、2014年には、大喜利No.1決定戦と銘打たれる『IPPONグランプリ』への出場をかけた『IPPONスカウト』を勝ち抜き、最終回答者の5人に選出されるなど、結果も残している。
頭の切れがよく、他の芸人からの評判も高いようで、芸歴10年というこのタイミングで人気が急上昇したのも納得だ。
ヒコロヒーが本名を明かさない理由が驚愕!
芸名を決める際に「2秒で決めた」というヒコロヒー。この名前にした理由は、「直角がいっぱいある文字が好き」だからで、それを寄せ集めたらヒコロヒーになったのだという。
そんな彼女は本名を明かさないことを鉄則としているようなのだが、その背景には色々な噂がある。その中でも最も有力なものは、ヒコロヒーは財閥の令嬢だというものだ。身元が明らかになってしまうと、実家が特定されて迷惑がかかるということが一つと、また実家のパワーを借りて仕事を得るのが嫌だという本人の意志が関係しているのだとか。
日本で「財閥」というと、三菱、住友、大倉、渋沢、野村、理研などが挙げられるが、その中でも愛媛県にゆかりがあるのは住友財閥。
さらに住友財閥の初代総理人の苗字が「広瀬」であることから、ヒコロヒーは愛媛を本拠地とする住友財閥の令嬢で、本名は「広瀬○○子」のような名前であり、それをもじって「ヒコロヒー」という芸名としたのでは?など、憶測が広がっているようだ。
噂は噂に過ぎないが、実際に、ヒコロヒーが芸人デビューをした際に、親戚が仕事の面倒を見ようとし、それを知ったヒコロヒーが激怒した、などのエピソードもあるようだ。仕事をするのにあたって、実家の力は借りたくないという強い意志が感じられる。