3番目の夫・とわ子が社長を務める会社の顧問弁護士の中村慎森(しんしん)を演じるのが岡田将生。甘いマスクに似合わない、理屈っぽいひねくれ者だ。元夫たちはこのように、非常に豪華な顔ぶれとなっている。
ほかにも市川実日子、高橋メアリージュンなどが出演する。番宣などで彼らの姿を見ることが今後多くなってくることだろう。
松たか子のコメントがこちら
脚本家の坂元裕二と再びタッグを組むことには、松たか子もなみなみならぬ思い入れがあるようで、
「坂元さんは、会話劇がおもしろいのはもちろん、観ている人たちに深読みさせる物語が描ける人。私たち俳優は、ただ必死にしゃべったり、演じるだけですけど、それが放送されると思いがけない反響が返ってきて、びっくりさせられるんです。今回の脚本も本当におもしろくて、最初に読んだときは、想像してニヤニヤしてしまいました」
とコメント。豪華な俳優陣に負けず劣らず、ストーリー展開にも期待ができそうだ。松たか子が演じる主人公の「とわ子」は、バツ3で、中学3年生の娘・唄(豊嶋 花)をもつ建設会社社長という設定。
すごく変な人というわけではないけれど、洋服が好きなのにジャージ姿のまま平気で出歩いたり、バリバリのキャリアウーマンなのに、工事中の穴に落ちてハマってしまったり、1人でも生きられるけど、だれかに大事にされたいと願ったり…。
とわ子は真剣に生きているだけなのだが、お茶目で、どこかとぼけていて、いろんなところがちょっとずつおもしろい、そんないとおしい女性だという。
「3回結婚して3回離婚しても元夫たちと関わり合いがあるというのは、彼女が“許せる人”だからなのかなと。『人生、失敗しても、間違ってもいいんだ』ということを、彼ら(元夫たち)から教わったのかもしれません。許したり受け入れたり、ときに共犯者になれる。そんなとわ子は、勇気ある人だと思うので、ドラマを観た方も元気になってもらえれば」
とわ子が3人の元夫たちに振り回されながら、1人娘や周囲の人物と繰り広げるやりとりに、きっと我々視聴者も元気と勇気がもらえることだろう。
松たか子の旦那はどんな人?
実生活での松たか子の旦那は、佐橋佳幸。ギタリストや音楽プロデューサーとして活動している人物で、日本のトップミュージシャンからも信頼されており、福山雅治、桑田佳祐、氷室京介といったスターからも熱い支持を得ているという。