ピンク・レディー のミー現在! 未唯mieに改名なぜ?約40年ぶり映画出演

ピンク・レディーのミー(現在は未唯mieに改名)が39年ぶりとなる映画出演を果たす。「ペッパー警部」「UFO」そして「サウスポー」と、1970年代後半に大ヒット曲を連発したピンク・レディーのミーとケイだが、実は現在は再結成しているのをご存じだろうか。

ミーの改名が何度かにわたってなされているのを記憶している方もいるかもしれない。その改名の理由なども気になるところだ。そんな彼女が久しぶりに出演する映画の内容もご紹介しよう。

映画出演39年ぶり!「愚か者のブルース」

俳優の加藤雅也と中国放送のアナウンサー・横山雄二の共同企画による映画『愚か者のブルース』が、7月29日より広島先行公開、11月18日より全国で順次公開される。

未唯mie(ミー)にとってはこれが約40年ぶりとなる映画出演であるほか、爆笑問題・太田光が友情出演するということでも話題となっている。

主演を務める加藤の役柄は、街と女と映画を愛した男。30年前に伝説の映画を監督したが、今はすっかり過去の人となってしまっている。冴えない映画監督の日常は「ヒモ」のような生活へと落ちぶれていた。

その「ヒモ」男を健気に支えるピンサロ嬢・タマコ役を、テレビやグラビアで熊切あさ美が捨て身の演技で新境地を開拓するという。

ピンク・レディーの未唯mieが39年ぶりの映画出演を果たす役柄は、このタマコの母親役だという。また、この映画の企画者(監督・脚本)であり、かつストリップ劇場の館長役として出演する横山との交流から、爆笑問題の太田光が友情出演で作品に華を添える。

オバマ元大統領のモノマネでよく知られるお笑いコンビ「デンジャラス」のノッチらが広島の歓楽街に息づく風変わりな仲間たちを演じるほか、ストリッパー役で元AKB48の小原春香、佐々木心音などが出演する。また、現役ストリッパーにして女優の矢沢ようこがステージのダンス監修で参加する。

劇中に登場してきた広島に実在するストリップ劇場・第一劇場は、多くのファンに惜しまれながら21年に閉館。奇しくも本作には、時代の移り変わりを象徴するかのような劇場解体時の貴重な映像も収められている。

現在は未唯mieに改名なぜ?

現在64歳の未唯mie。「ピンクレディーのミーちゃん」と言われればわかるものの、未唯mieと言われてもピンと来ない人も未だに多くいるのではないだろうか?

彼女の改名は数回にわたっている。1981年のグループ解散後(※ピンク・レディーは幾度か再結成されている)は、ソロ歌手のほか、タレント、女優など幅広く活躍してきたが、その中で、解散した後、しばらくは「MIE」という芸名であったが、1998年に未唯(みい)に改名した。2006年からは表記を「未唯mie」に改めたのだった。

改名した理由には諸説あるが、「mieになった後に新聞のテレビ欄に「ミー」だけと書かれていたのが嫌で漢字表記に変えた」「占い師に画数がいいと言われた」といったものが知られているようだ。

ピンク・レディーは現在も活動中

人気絶頂期に解散したものの、現在は再結成しているピンク・レディー。2019年にはアニメ「妖怪ウォッチ」シリーズの劇場版で、2019年12月13日に公開された「映画 妖怪学園Y 猫はHEROになれるか」のテーマ曲「メテオ」を15年ぶりの新曲として発表した。

ただ、テーマ曲にはなったものの、公開されているのは公式YouTubeのみとなっており、CD化は現在に至るまで未定のようだ。

直近のテレビ出演としては、2021年10月12日に、日本テレビ乃木坂スター誕生!2ndシーズン初回にて、乃木坂46のメンバーらと共演し、「S.O.S」「サウスポー」「UFO」「渚のシンドバッド」を披露した。しかしこのときには未唯mieのみの出演で、ケイ(現在:増田惠子)の出演はなかった。

このときには60歳を超えても抜群のアイドル性を発揮していたようで、「笑顔も躍りも歌も誰より凄かった」「現役アイドル感がある」「すごすぎ」とツイッターなどでは絶賛されていた。