2020年の仕事はというと、ドラマに単発で出演したのが数回確認できた以外は、大きな仕事が確認できなかったよう。
過去には主演も複数こなした人気俳優だった永井大。特に2003年〜2005年ごろの、「ヤンキー母校に帰る」(TBS系列)、「砂の器」(同)、「夢で逢いましょう」(同)、「アットホームダッド」(フジテレビ系列)、「鬼嫁日記」(同)などの人気ドラマに立て続けに出ていたことを思えば、今のテレビ出演の少なさは異様ですらある。
昨年1月には、20年ぶりにスーパー戦隊ものに出演し、劇中では宙返りなどのアクションもこなしたということでニュースにもなっていた。
【あす放送】永井大、20年ぶりのスーパー戦隊!『リュウソウジャー』でバンバの師匠にhttps://t.co/983UDi82Hj
— ライブドアニュース (@livedoornews) January 25, 2020
劇中ではアクションにも挑戦し、「宙返りして剣もかわしました。40歳を過ぎても、まだできるなって思えたことが嬉しかったです」と語っている。 pic.twitter.com/reiwQC4jko
永井が戦隊モノにでていた当時の子供が大人になって親になり、子供と見たというケースも少なくなかったようで、ファンにとっては感慨深いものだったようだ。
本人にとっても20年という節目の年に戦隊ものへのオファーがあったことは、喜びもひとしおだったようで、
「率直にうれしかったのと、この世界で初めてのレギュラー出演作が『未来戦隊タイムレンジャー』でしたので、当時を振り返り、懐かしさがこみ上げてきました」
とコメントしていた。
永井大が干された理由は詐欺?
2020年には上記の戦隊ものへの出演のほか、上記にも挙げたようにドラマでの単発の出演が数本あった。妻の中越典子が出演している「特捜9」に出演し、夫婦共演も果たした。
一時期のどん底期に比べれば、上記のようにちょこちょこと仕事が増えているのかもしれないが、永井大は過去のスキャンダル等によって干されたとの見方をする芸能関係者が多い。
永井大の芸能活動が大幅に減った理由のひとつは、人呼んで「ペニーオークション詐欺事件」だ。
「人気商品を格安で入手できる」と謳って会員を集めていた当サイトは、実際には、一定の高額にならないと購入できないというカラクリがあった。
そこで、芸能人が実際には落札していないにもかかわらず、あたかも落札したかのように見せかけて、落札したい入札者たちから手数料をだましとっていたという事件だ。
この事件に関わっていた多くの芸能人が芸能から姿を消したり、活動を自粛したりといった事態になったが、永井大もこれに関わっていた一人であった。
ちなみにグラビアアイドルの「ほしのあき」も、ペニーオークションをきっかけにメディア出演がなくなった芸能人のうちの1人だ。
永井大はのちに謝罪会見を開いているが、これが打撃となって仕事が激減したのは間違いがない。少なくとも、主演を張ることはなくなってしまった。
永井の場合は悪質性は低かったことが、仕事量が減ったとはいえ今も仕事ができている理由かもしれない。